【滋賀】不思議な魅力を放つ【岩尾の一本杉】ツーリング

ここは知る人ぞ知るフォトスポット。

滋賀県甲賀市水口町牛飼という場所にある一見何の変哲もないセブンイレブン。

ですが、ここは【コンビニの上を電車が走っているように見える写真が撮影できる】として

カメラマンやライダーさんの中で有名なスポットなんです。

私もよくここを利用していましたが全然気付かなかった…

このコンビニの近くに信楽高原鉄道の発着駅となっている【貴生川駅】があり、タイミングが良ければ信楽発の電車がここを通り、そのあと数分で貴生川駅で折り返してきた電車も見られるそうなんですが…

調べてみたら折り返しの電車が10分前に通ったばっかり( ；∀；)

これを逃したということは、電車はあと50分来ないということ。

今回は電車とコンビニのコラボ写真をお届けすることができませんでした( ；∀；)

次回は必ず（涙）

ではここから【岩尾の一本杉】へ向かって出発します！

まずは県道307号線で信楽方面へ進み、右手にファミリーマートのある【牛飼西】の交差点を左折して広域農道へ

この道は甲南ICに続いています。

信号も少なく走りやすい道です。

しばらく走ったら【杉谷南】交差点を右折、県道337号線へ。この道は地元の方の抜け道となっている道ですが、日中はあまり車は通らずのんびりと走れました。

次に左手に新名神が見えてきたら県道132号線に左折。少し手前に【岩尾池・息障寺】の標識があるので見逃さないでくださいね！

この先はだんだん道が狭くなり、山の中に入っていきます。

動物が飛び出してきてもおかしくない道ですので、スピードは出さないよう注意してくださいね。

この先はいよいよ道が細くなってきます。

昨日雨が降ったので、私を転かそうと濡れ落ち葉でもマリオが仕掛けてるんじゃないかと心配しながら慎重に運転。

なんとか細い道でも転ける事なく駐車スペースまで到着！廃墟となった山小屋みたいなのが目印です。

ここからは徒歩で移動。

今走ってきた道をさらに徒歩で2分くらい進むと左手に自然記念物の岩尾池の杉の説明看板が出ています☆

ここで１つ注意！感動が薄れてしまうので、ここで杉をまだ見ないでください！

看板の先に木の陰から杉が見えますが、見るのを我慢してそのままもう少し進んでくださいね！

小さな橋を渡ったら、脇の杉林に入れる木の根っこが階段になった道があるので、頭上の枝に気を付けて杉林に入ります。

その先は左側に池がある事を意識しながら杉の間を進んでください。足元注意ですよ！

杉林を進んでいくと左手になんだか1本だけ全く雰囲気の違う木が現れます。

これが【岩尾の一本杉】

樹齢1000年以上と言われるこの杉は、かつて【最澄】がこの地で食事をした時に刺した箸が成長したと伝えられ、滋賀県指定の自然記念物に指定されています。

写真家の方や一眼レフを持っている方はこの木を対岸から写真を撮影されます。

そこから撮ると、池のほとりに立つこの木が池に浮かんでいるように見え、また風の無い日ならリフレクションとなりとても美しい写真が撮れます。

スマホカメラで私が撮るとこんな感じ

こんなに遠くても一本杉の存在感は半端ないのですが、やっぱりちょっと小さいかな。

私がこの池を訪れたのが11月、この時はため池の水が少し減っていて、普段は水に浸かっている地面が陸地になっており、なんと一本杉をこんなに近くから撮影することができました！

残念ながら木自体は中が空洞になっていたり、枝の落ちた部分、また、落雷でしょうか、焦げた部分もありだいぶ老朽化が進んでいて心配なのですが、それでも感じる他とは違う存在感と、2本の杉が支え合いながら懸命に立っている生命力に圧倒されます。

私が心配なのは、自然記念物に指定されているのに周りに柵などはなく誰でも触れちゃうところ。

【自然記念物】ってそういうものなのでしょうか・・・　もうちょっと保護した方がいい気がします。

岩尾の一本杉を見に来たのはこれで何度目でしょうか。バイクに乗り始めた最初の頃からここには何度も足を運んでいます。

車でも来られる場所ではありますが、道が狭いのと、やっぱり季節を感じながら走るならバイクで来るのが一番かなと個人的には思います。

この日はこれ以外にも、池の反対側にある舗装されていない林道を走ったのですが、そこで恐怖の体験をすることに…

その体験はまた次回お伝えします。

バイクの知識ゼロ、虫・動物苦手な私がクロスカブの性能に助けられてツーリングする姿はインスタグラムやYouTubeでアップしていますので是非見てみてください☆

“伽耶　滋賀を中心に魅力あるスポットを発信”　Instagram

“バイク女子kayaのヘタレポ巡礼”　YouTube