他カテゴリ記事を絞り込んで探す
他エリアのツーリング記事を絞り込んで探す
【和歌山】壮大な自然がいっぱい!絶景を巡る紀伊半島ツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2021.07.01
【迷走ライダーSHINの行き当たりバッ旅】Vol.103。今回は久しぶりに仲間とマスツーリング!紀伊半島の自然をたっぷりと楽しんだようですよ♪

久しぶりにツーリングに行ってきました。
大阪も緊急事態宣言がようやく解除されました。
今年に入ってからも、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が繰り返し発令され、なかなかツーリングへと行くタイミングがありませんでした。
その期間は出来るだけ人と接しないように「ソロキャンプ」で山に籠ったりしておりました(笑)
そんな訳で、久しぶりのツーリング。
仲間とガッツリと紀伊半島を南へと走ってきました。
-
安全ペースで紀伊半島を南下!
今回の同行者、CBR954RRとNinja250 、そして私はCRF1000アフリカツインです。
奈良県吉野町で集合、国道169号線を南下します。
ペースは安全優先でまったりペースです。
最近、友人がマスツーリングで仲間同士による追突事故で入院するほどの怪我をしました。
今の医療現場が大変な時期、バイクで怪我だけは避けなければなりません。ましてや仲間同士での事故だけは絶対にしてはいけないと強く自分自身に誓いながら走ります。
車も少なく、ペースアップ出来そうな道ですが、ここは確実に安全ペースで走ります。
意外と、紀伊半島の山道は鹿等の飛び出しが多いんですよね。
実は以前、この国道169号線で昼間時間帯にバイクで鹿と衝突した経験ありです。
転倒は免れましたが、下手したら大転倒してもおかしくない状況でした。
道の駅「吉野路上北山」
こうして、バイクを並べて写真撮るのも久しぶりです(笑)
この近辺は大台ヶ原の近くで、雨も多い地域です。
今回も降水確率はそこそこ高いのですが、今のところ大丈夫です。
雨が降ったら引き返すことにしています。
更に国道169号線を南下、相変わらず安全ペースです。
道の駅「おくとろ」
ここは和歌山県の「北山村」です。
しかしながら、この村の東と南は三重県、北と西は奈良県。周りに和歌山県はありません。
なんとこの村は「和歌山県の飛び地」なんですね。
他の和歌山県の市町村に行くには南東に12kmも進む必要があります。
なぜ北山村が飛び地になったのかといえば、村の主要産業だった筏による水運業の影響。
水運業により北山川下流域の和歌山県新宮市との結びつきが強かったため、北山村は新宮市と同じ和歌山県を選択したことです。
そしてこの村の名産品は「じゃばら」
柚子と紀州みかんが自然交配した柑橘系の果物で、今でこそ他県でも生産されていますが、かつては北山村だけで生産されていた門外不出の果物。
近年は花粉症抑制に効果があるとマスコミに取り上げられ、大変なブームになっていますね。
私も最近花粉症気味なのでしっかりと飲みましたよ(笑)
結構酸味が強く、さっぱりと飲めますね。
美味しいです。
-
紀伊半島の絶景スポットへ
ここからは紀伊半島をUターンして北上していきます。
ただ、来た道をそのまま走るのも味気ないので、しばらく西へ走り、国道168号線を北上することにします。
その道中の「東野トンネル」手前の絶景スポット。
この場所はかなり高所になり、道路から覗き込むと…
身が震えるほどの高所、そして山深い。
紀伊半島が殆ど山だと実感できる場所です。
そして、瀞峡へ。
瀞峡とは、奈良県・三重県・和歌山県にまたがる国特別名勝の大峡谷。
その幽水美は古くから世に知られ、太古の自然のままの大峡谷に圧倒されてしまいます。
断崖絶壁の上に凛と佇む、築100年以上の歴史ある老舗旅館「瀞ホテル」
今は食堂・喫茶として営業を再開、絶景と歴史的な建物のクラシカルな魅力はもちろんのこと、味も美味しいと人気が高いのですが、現在は休業しているようですね。
以前、この瀞ホテルで食べた「ハヤシライス」美味しかったなぁ。
さて、空はどんよりと曇り空。
今にも雨が降りそう、いや、既にほんの少しポツリポツリと。
安全に先を急ぎます。
-
道の駅「十津川郷」でランチタイム
最後の立ち寄り先、道の駅「十津川郷」
ここで、帰路を急ぐか、ランチタイムにするか悩みます…
雨は殆ど降っていませんが、この先雨が本降りになるとリスクも多くなるし…
散々悩んで…
はい、ランチにしました(笑)
道の駅に併設の蕎麦屋さん「行仙」
道の駅内の施設とは思えない、本格的な蕎麦が、食べられます。
卵かけご飯とざる蕎麦のセット。
美味しくいただきました。
このまま国道168号線を北上して大阪方面に戻りました。
結局、雨はほとんど降りませんでした。
今回は久々のツーリング。距離も300キロ走りました。
心地よい疲労感。やっぱり、バイクはいいですね。
いろいろな場所にツーリングしたい欲がでてきます。
コロナも完全に収まり、また完全自由なツーリングに行けるように願ってやみません。
SHIN
バイクの窓口編集部