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【群馬・長野】雪の絶景!?国道最高地点ツーリング

  • バイクのツーリング記事
  • 2017.05.29

2輪ライターMATUさんのバイクツーリングレポート。今回は【群馬県、長野県】の[国道最高地点ツーリング]です。 釜めしを食べつつ渋峠、麦草峠を巡ります。

ゴールデンウィークに、日本の国道標高最高地点である渋峠と2番目に高い麦草峠に

行ってみました。

ゴールデンウィークで渋滞が凄かったですが、渋滞をも忘れさせてくれル絶景でした。

ゴールデンウィークで高速は渋滞なのでオール下道で、

122号赤羽駅前を出発→354号→18号→146号→292号線

のルートで渋峠に向かいます。すべて国道です。

  • 峠の釜めし発祥の地おぎのやさんへ

国道18号線沿いにある峠の釜めし本舗、ドライブイン横川店へ。


子供の頃に、電車に乗りながら峠の釜めしを食べた記憶がありましたが、今度はバイクに

乗って峠の釜めしを食べに来るとは思ってもみませんでした。


峠の釜めし弁当(1000円)と横川ラーメン(600円)を注文。

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峠の釜めしは益子焼の土釜に入っているのが特徴で、

中身は鶏の炊き込みご飯の上に数種類のおかずがのっています。

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醤油ベースの味付けに、炊き込みご飯に合わせたおかずの味が食欲を倍増させてました。


電車に乗りながら食べる釜めしも良さげですが、

ライダー同士でバイク談義をしながら食べる釜めしも最高でしょう。


横川ラーメン(醤油味)は、細ちぢれ麺とスープの相性も良く美味しかったです。


更に、同じ店内にあるドルチェ・エスタシオンでコーヒーソフトクリーム(400円)もいただきます。

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ほんのり甘く豊かなコーヒーの風味に濃厚なミルク感・・・

牧場でいただくソフトクリーム並みに濃厚でした。


ちなみに、峠の釜めし弁当の器は持ち帰ることが出来ます。

店内で回収もしてくれますが

ぜひ、ツーリングの記念に持ち帰って飾ってみたりアレンジして再利用してみましょう。

  • いざ、国道標高最高地点の渋峠へ

渋峠を目指して群馬から長野方面へ進みます。

途中、国道18号線はバイパスと旧道に別れますが渋峠方面に向かうので、

旧道の方へ進みます。


旧道の方では有名な眼鏡橋を見ることができます。

そして、カーブが184カ所もありワインディングも楽しめます。


片側1車線で急カーブも多いワインディングなので、

この辺は大型バイクよりも125ccクラスなどのバイクの方が走りを楽しむことが出来るかもしれません。


軽井沢駅前を通過し中軽井沢駅前から国道146号線に入ります。

軽井沢周辺は、交通渋滞や歩行者、自転車が多いので走行に注意が必要です!


146号線から292号線(志賀草津道路)に入ると標高も高くなり寒くなってきました。

道路わきの温度計が13℃と表示されており、肌寒く感じます。


標高も上がるにつれ、道路わきの雪の高さも増していきゴールデンウイークでも2メートル近く雪が残っていました。

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日本国道最高地点(2172m)付近には渋峠ホテルが立っており、


こちらは群馬県と長野県の県境に立地している珍しいホテルです。

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ホテルの外観にも群馬県側と長野県側を明示する外観に。

渋峠ホテルでは、日本国道最高地点証明書を100円で販売しておりツーリングの記念に

購入されてはいかがでしょうか。

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ワインディングを走行しながら志賀高原の山並みと北アルプスの山々には圧巻でした。

雄大な景色と残雪に挟まれながらバイクで走行する姿に、

何とも言えない爽快感があります。


志賀草津高原道路は、

長野県湯田中・渋温泉と群馬県の草津町を結ぶ距離40キロほどの道路で

国道標高最高地点として登録をされています。

冬季期間は閉鎖され、

夏季の開通期間も朝8時から夕方5時までと開通に時間制限がされているために注意が必要です!


また、草津白根山の噴火警戒レベルが2になっており

途中のレストハウスや観光スポットには立ち寄る事ができません。


ロープで規制線が張られ警備員が常駐しています。

  • 国道の2番目に標高が高い麦草峠へ

渋峠から来た道を引き返し、麦草峠へ。


国道18号線へ戻り、国道141号線を経由し299号線へ出ます。


さらに、進みワインディングを楽しみながら標高を上げていき・・・

国道で2番目に高い麦草峠(2127m)に到着。

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渋峠と高さが50mしか変わりませんが、残雪の量が全然違いました。

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同じ2000m超の峠でも雰囲気が全然違い、

渋峠と比べ麦草峠はもう着いてしまったのかと思うほどスムーズな行路でした。


麦草峠からビーナスラインで美ヶ原高原方面に。

途中、白樺湖を堪能しながら走行します。


ビーナスラインは雑誌やメディア、

ライダー同士でも話題に出るだけあって走りも観光も楽しめるルートですね♪


白樺湖からさらに標高を上げ美ヶ原高原に到着です。

白樺湖で標高1400m、

美ヶ原高原で2000m短い距離で600mも標高が上がり

気温も下とは10℃近く変わるので寒かったです。


道の駅の美ヶ原高原美術館に寄り休憩。


こちらでは、南信州豚を使用した炙りしお豚まん(300円)を頂きました。

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普通の肉まんを想像しながら頂いたのですが・・・しお豚まんでした(笑)

普通の肉まんが醤油風味なら、こちらは本当に塩味です。


塩味の中に、お肉の甘みがあり皮もモチモチして美味しかったです。

美ヶ原高原から霧ヶ峰方面へ戻ります。


霧ヶ峰方面へ戻る途中、峠の茶屋が3軒ほどあり各々店先にはキノコ汁の旗が。

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これは、寄るしかないと思い途中の1軒の峠の茶屋に寄りました。


峠の茶屋で天然きのこのキノコ汁(250円)を頂きます。

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数種のきのこが入っており、きのこの種類はわかりませんでしたが食べたことのない

きのこで美味しかったです。


なめこみたく、全てヌルヌルヌメヌメしてました(笑)

再びビーナスラインのワインディングと美しい景色を眺めながら戻ります。


ビーナスラインは長野県茅野市と美ヶ原高原を結ぶ距離75キロほどの道路で

志賀草津道路と同じく冬季期間は閉鎖されます。


日本の国道で2番目に高い麦草峠があります。


いくつかのルートに別れますが、

蓼科高原や白樺高原、美ヶ原高原などワインディングも景色も楽しめ、

周辺には観光施設や宿泊施設も充実しており非常に楽しめるルートになっています。


2日目に続く。

制作・協力

バイクの窓口事務局

MATU

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