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【三浦半島】佐島漁港で美味しい魚を食すっツーリング!

  • バイクのツーリング記事
  • 2017.09.29

専属ライター森井氏による神奈川県横須賀市佐島までのショートツーリングレポートです。今回、ホンダモーターサイクルジャパン様から新型のCBR650Fをお借りすることが出来ましたので、併せてインプレッションいたします。出発地は本田技研工業株式会社のある港区南青山からとなります。

今回のルートは、ほとんど高速道路での移動になり、距離は片道約70キロです。午前10時過ぎに首都高速「外苑」入口から湾岸線を経由して横浜横須賀道路に入り、「逗子IC」から「逗葉新道」経ての行程では渋滞もほとんどなく、ここまでの所要時間は約1時間10分と都心からも身近なエリアです。


ここから一般道を走行して20分ほどで目的地である「佐島漁港」付近に到着です。このあたりは観光地ではないので週末も比較的静かな印象ですし、この日は平日だったので尚更でした。そんな佐島まで来た目的はズバリ「美味しい魚」を食べることです。佐島漁港近くにある佐島マリーナ周辺には、その目的をかなえてくれるお店が3店もあり、それぞれが繫盛店という興味深いエリアなのです。

佐島

  • 佐島漁港には魚の美味しいお店が点在!

横須賀市佐島は三浦半島の西側中ほどにあります。逗葉新道から「湘南国際村」を経由して国道134号線から県道213号に入ります。目的地は「佐島マリーナ」を目指して行けばよいのですが、県道に入るとほどなく海沿いに出ますので景色に目が行きがちですが、周辺道路は狭いうえに最後の交差点が幾分分かりにくいので混雑する昼前に着きたい、という流行る気持ちを抑えて速度を落として走ります。


目的のお店は県道側から「海辺」、「佐島かねき」、「はまゆう」の3店で、距離にして100mくらいのエリアに集中しています。各店舗は、広さや駐車場の数、テラス席の有無等それぞれ特色がありますが、今回は「佐島かねき」でランチをいただきました。このお店は、カウンター席があり「おひとりさま」でも気軽に行ける印象です。もちろん他の2店も一人でもテーブル席で食事が出来ますし、以前お伺いした時も気持ちよく応対していただきました。



「佐島かねき」でのランチは平日に伺うのは初めてでしたが、「1000円ランチ」があるのをメニューで見つけスタッフの方に尋ねたら「1000円ランチは平日限定」とのことでしたので、今回はこれを選びました。2種のランチがありましたが「今日は焼き魚」と決めていたのでBを注文。カウンター席の目の前で板前さんが手際よく魚をさばくのを見て、気分が盛り上がります。



出てきた料理は、さすが漁港近くのお店ならではの鮮度で大変美味しくいただきました。お店の雰囲気も良く、スタッフの方の気遣いもあり、気持ちよく食事が出来ました。尚、週末のお昼時は、来店客が車で多数来て駐車が困難な状況が発生することがあります。3店いずれもバイクの駐輪は決まった場所はないようですので、どこに停めるかお店の方に確認して下さい。


「はまゆう」

海の上レストラン、「海辺」

  • 食後は、佐島漁港周辺の魚屋さんでお買い物♪

食後は、他の2店を撮影して、その奥の佐島マリーナ側から佐島漁港を眺めました。マリーナとその近くにレストランがありますので海を見ながらコーヒーをいただくのもアリですね。その後、漁港施設入口前に魚屋さんが「丸吉商店」ほか数軒ありますので移動しました。



今回の車両はリアボックスがないので買い物は控えめにしましたが、自分のバイクの時はリアボックスに「保冷バッグ+保冷剤」を入れて行きますので魚を買って帰ります。この近くは県道沿いにも魚屋さんが点在していますし、時期によっては漁師さんから直接「生わかめ」を買うことも出来ます。店頭の「生しらす」や「地魚」等を、見るだけでも楽しいエリアです。

佐島近くの養鶏場で生みたて卵を購入

佐島で魚を食べて買ってから、バイクで10分ほどの距離の「安田養鶏場」の直売店で卵と野菜を買いに行きます。ここもちょっと分かりにくい場所にあるのですが、店舗近くの通り沿いに看板がありますので見逃さないようにします。卵は数種類ありますので店頭で購入個数を伝えますが、通常は袋詰めになってしまいますので、バイクの場合はパック詰めでお願いします。


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行った時は店頭に卵が並んでいませんでしたが、注文したらすぐに店舗奥でパック詰めしてくれました。背中のデイバックの容量と相談して(笑)、季節の野菜も購入しました。佐島もここも国道134号線を走っていても、場所を知らないとあっという間に通過してしまいますので、穴場的なお店と言えると思います。店頭にいると地元の人たちが入れ替わり来店しますが、ここは駐車場が狭いのでバイクは店舗脇に置かせてもらいました。


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地元の人気ベーカリーにさらに寄り道

安田養鶏場を出て国道134号線に戻り、湘南国際村方面に向かう途中にあるのが、「芦名ベーカリー」。地元の人気パン店です。この店、週末は早い時間に行かないと品揃えが少なくなってしまうのですが、平日だったので午後でも大丈夫でした。アップルパイが美味しいのですが、すでにカバンに入らないのでクリームパンを買って店を出てから、食べました(笑)。

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湘南国際村周辺の野菜直売所に寄る

返却時間の関係でそろそろ帰路に着かないと行けないのですが、最後に「湘南国際村」方面に野菜直売所があるので寄って行きます。横須賀方面から国道134号線を右折して湘南国際村に行くと、曲がってすぐのところにトンネルがあるのですが、トンネルを出たところの左手にそのお店はあります。店舗に屋号の看板がないのですが、道路沿いに「ノボリ旗」が出ていたら営業中です。月曜日と木曜日は休みとのことですし、営業時間は曜日で異なるようです。ここは駐車場が広いのですが地面は「砂利」なので、気を付けて進入します。


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品揃えは季節にもよりますが、地元野菜が中心のお店です。時期的に夏野菜は終わってしまいましたが、いくつか地元野菜がありましたので購入しました。尚、湘南国際村の周辺道路は、コーナーが連続する山越えの快適な道路ですが制限速度は30~40キロなので、速度オーバーには気を付けて下さい。


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今回は時間の関係で寄りませんでしたが、逗葉新道入口手前にショッピングプラザ「葉山ステーション」が約1年前に出来て、ここでも地元の野菜やパン等が買えますのでオススメです。


帰りは、首都高 湾岸線から今春新しく出来た「横浜北線」経由で第三京浜に行きました。途中の都築PAでコーヒー休憩。いつの間にかスターバックスが出来ていました。


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一般道に降りて「目黒通り」を経由して午後3時30分に南青山に到着。帰りもほとんど渋滞がなく快適な移動でした。

  • ホンダCBR650Fインプレッション

ホンダCBR650Fは、発売後まもなくの試乗会でちょっとだけ運転したことがあったのですが、その時は乗る前に外観から勝手に「ツアラー」と勘違いして、乗り出してすぐにハードな乗り心地に驚いた記憶がありました。今年4月にマイナーチェンジしてどう変わったか興味がありましたので、お借りしてみました。今回のカラー(ヴィクトリーレッド)は、新たにストライプを追加しスポーティーになりましたので、走りの印象とリンクしたのではないかと思います。


跨るとシートがスリムで身長176cmの筆者で両足はベッタリです。高速道路は、軽い前傾ポジションと余裕のエンジンパワーで快適でした。一般道ではスリムな印象のタンク周りと自由度の高いライディングポジションで疲れ知らずでしたね。コーナーでは、低めのハンドル位置がスポーティーな走りにも対応していますし、足回りのセッティングもハード寄りながら、しなやかな印象でした。車重(213kg)と、切れ角が意外にあるハンドルで、狭い駐車場での取り回しが多かった今回でも楽な感じが好印象でした。


新採用のLEDヘッドライトのシャープな輝きが、トンネル内で前車を照らすと目立っていましたね。250ccや400ccからのステップアップやリッターバイクからの乗り換えにも対応する「ちょうど良い」サイズと車重が印象的でした。


<まとめ>

都心から新鮮な魚を食べたいと思ったら、気軽な距離と時間で行ける「佐島」周辺。食事や買物をした店は、いずれも日常にはない「特別な空間」を味わえて気分が盛り上がりましたので、大満足です。これらの店舗は、それぞれが近隣にありながら、公共交通機関では少々行きにくいのも共通しています。その点、バイクは道中はもちろん、現地でも取り回しの良さを発揮して楽しく周ることが出来ました。観光名所はありませんが、「食」のテーマパーク的なエリアですので、ぜひ現地に行かれることをオススメします。




「佐島かねき」

神奈川県横須賀市佐島3-6-5

TEL 046-856-0166


「丸吉商店」

神奈川県横須賀市佐島2-14-7

TEL 046-857-2727


「安田養鶏場」

神奈川県横須賀市長坂4-18-17

TEL 046-856-1694

http://kanagawa.lin.gr.jp/gourmet/tamago/yasuda.ht...


「芦名ベーカリー」

神奈川県横須賀市芦名1-31-3

TEL 046-856-0575


ホンダ CBR650F

http://www.honda.co.jp/CBR650F/


制作・協力

(株)ホンダモーターサイクルジャパン


(写真・文)森井智之

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