他カテゴリ記事を絞り込んで探す
他エリアのツーリング記事を絞り込んで探す
【埼玉】信号待ちで魔女に誘惑された話
- バイクのツーリング記事
- 2024.12.24
【ぴの子のぶぉんぶぉんピノコラム】vol.7。今回は埼玉・上尾の魔女カフェへ!思いがけない素敵な出会いがあったようです★

こんにちは、ぴの子です!ツーリング中、偶然見つけたいい感じのお店に出会うことってありませんか?先日の、埼玉県上尾市での出来事はまさにそんな感じ。信号待ち中に何気なく見つけた『上尾の魔女カフェ』の文字。そのインパクトたるや!魔女が杖を振りながら「さあ、こっちへおいで♥」と囁く幻聴すら聞こえた気がします。
目的地はチェーンのラーメン屋だったはずなのに急遽予定を変更し、未知のカフェへと踏み入れることに決定。これも魔法の力なのでしょうか…?
-
就労支援と魔女のコラボ?
この『上尾の魔女カフェ』、実は2024年夏にオープンしたばかりの就労支援カフェだそう。運営しているのは『特定非営利活動法人マダムウィッチーズ』(もう名前が最高すぎる…!)。なるほど、だから"魔女カフェ"なのね。心の中でひとり納得。店内に一歩足を踏み入れると、そこには“魔女感”よりも“ほっこり感”が広がっていました。ふかふかの椅子、季節ごとの可愛らしい飾りつけ、まるで実家へ帰ってきたかのような安心感があります。
<店舗情報>
カフェ&バル 「上尾の魔女カフェ」
店舗住所:埼玉県上尾市領家328-7
●HP:https://madamwitches.org/sisetu/
●ランチ:火曜日~日曜日 11時~17時(ラストオーダー 16時)
●バル(居酒屋):木・金・土曜日 17時~21時(ラストオーダー 20時)
定休日/月曜日
駐車場有・サイクルラック有
▲レジ横には手作りのお菓子や、ハーブティーも販売
■心と体に優しいランチの魔法
席に座り、私はクリスマス期間限定ランチメニューを注文。待っている間、店内のかわいい飾り付けに心がほぐれます。
▲プレートにはメリークリスマスの文字が!
ここにはハーバルセラピストと薬膳マイスターがいて、地元・上尾市領家の新鮮野菜をふんだんに使った健康的なメニューを提供しているそうです。体に良さそう! 普段の炭水化物一品攻め(ラーメンかうどんの2択)ツーリング飯とは大違いです。運ばれてきたランチは、野菜の種類が豊富で、見た目も美しい。口に運べば、やさしい味付けがじんわりと沁みる……! あれ、私、今日、なんか健康的じゃない? 自己肯定感が爆上がりです。
-
まさかのバイク乗りとの出会い
食事を堪能していると、お店の女性スタッフから「バイクで来られたんですか?」と声をかけられました。なんとこの方、マダムウィッチーズ副代表の松本さん。驚くなかれ、彼女もバイク乗りで、愛車はレブル1100! それだけじゃない、「pole to pole」なんていう、南北3000キロの日本縦断ツーリングイベントにも参加したツワモノです。私はというと、長距離の峠越えでゼーハー言ってるレベルなので、ただただ尊敬の眼差し。
▲松本さんの愛車のレブル1100。迫力が凄い
しかも松本さん、YouTubeでモトブログを配信しているそうで、私も同じモトブロガーとしてテンション爆上がり。
松本さんのチャンネル:「バイクと猫と酒と私」https://www.youtube.com/@bikenecosake/videos
ついチャンネル登録をお互いにポチッ。松本さんのチャンネルは、独特なトークにテレビ番組並みの編集技術!元テレビ局の方なのかな?次回行った際に聞いてみようと思います。
■まるでライダーズカフェ!
店内の壁にはステッカーが貼れるスペースが。これ、ほぼライダーズカフェじゃないですか! もう「魔女ライダーズカフェ」と名付けたくなるほど、ライダー心をくすぐる要素満載です。
帰り際、松本さんから「レブル1100に跨ってみませんか?」とのこと。人様のバイクに跨ることは普段はしませんが、お言葉に甘えてこれは跨ってみたい!レブル250には跨ってみたことがあったけど、1100は初です。どっしりした重厚感にビビりながらも、足つきの良さにホッとしました。これぞ大型アメリカンの魅力!めちゃくちゃカッコイイです。
女性が大型バイクに乗る姿って、最高に憧れますよね。私も免許、取りに行こうかな。いつかYouTubeで「大型バイク女子デビュー」を配信できたら最高だな、と妄想が止まりませんでした。
-
魔女カフェで出会った、小さな社会貢献
思いがけず立ち寄った『上尾の魔女カフェ』。その正体は、就労支援カフェという、社会に優しい空間でした。普段、ツーリング中にこうしたお店に出会うことは少ないけれど、偶然が運んでくれたこの出会いは、心に残る素敵な体験となりました。気軽にカフェを利用するだけで、障がい者支援や社会貢献ができるなんて!また、松本さんとの出会いをきっかけに、私自身のバイクライフにも新しい目標ができました。いつか大型バイクに乗って、もっと広い世界を駆け抜けてみたい。そしてその姿をYouTubeで配信して、他のライダーたちとも繋がれたら…そんな夢がふくらみます。
ツーリングには、思いがけない出会いや発見があります。「上尾の魔女カフェ」は、まさにそんな旅の途中の奇跡。バイクに乗る楽しさだけでなく、社会と繋がる楽しさ、出会いの尊さを教えてくれました。
次回のツーリングでは、あなたもぜひ予定外の道にハンドルを切ってみてください。魔女の魔法にかかるような、素敵なサプライズが待っているかもしれませんよ!
以上、ぴの子でした!
ぴの子
バイクの窓口編集部