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【栃木】小江戸栃木市・蔵の街を訪ねるお花見ツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2019.04.03
花冷えになった3月最終土曜日、通り過ぎてしまいがちな栃木県の南部を散策しました。日光鬼怒川や那須方面へ出掛ける事が常でしたが、蔵の街・小江戸栃木市でも思いの他見所が多く楽しめました。
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風情たっぷり!巴波川で遊覧船を楽しむ
最初に訪れたのは「瀬戸が原堰」。
泥水等堆積物を押し流せるよう可倒式の堰との事。
鯉が泳ぎ、
遊覧船は、江戸時代に材木問屋で財を為したという塚田家跡地の「塚田歴史伝説館」の100m超の蔵に沿って、20分ほどかけて往復します。面白おかしく蔵の街を説明頂けるので、
遊覧船のチケット提示で、こちらの伝説館入場が¥100割り引かれて¥600となります。各種展示物が興味深いと同じく船頭情報でしたが、入場券売場の事務方の説明によれば、各種時代劇やドラマ等で撮影に使われるケースが多いとの事。最近では「銀魂」でも使われたとの事でした。さらに、この事務の方は当家子孫の次男さんとの事。どうりで詳しいわけです。その他、ハイテクロボットによる芝居やら何やら有りますので、下調べされた上出掛けてみて下さい。
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ランチ・お花見・銭湯へ
昼食は徒歩で散策中見つけた「麺蔵あつお」へ。
鶏ベースのスープの美味しいラーメン、鶏皮丼をいただきました。
のち、近くの大平山へ。ここは「日本の桜名所百選」
晴れていれば、関東一円の向こうに富士山が見える絶景有り、桜のトンネル有り。4月7日前後がピークと思われます。混雑すると思いますが、早起きして出掛けて見ては如何でしょう。
もちろんオートバイがお薦めです。駐車場が少なく、車では動けなくなると思います。我々は、曇り空で眺望が望めず、
お風呂は、これも後から調べて驚いたのですが、
堰近くのなんて事の無い旧い銭湯「金魚湯」¥350へ。
ここは実は明治操業で、未だに薪で沸かす風呂で、新垣結衣が入ったとか、ナニコレ珍百景で取材されたとか各種ネットに書かれている所でした。どうりで趣あると思いました。銭湯の蛇口、年配の方は分かりますよね?回すのではなく、押すと一定量出る赤と青のボタン。知らない方は、ここで体験出来ますので是非お出かけ下さい。この旅では初体験した方有りでした。
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ツーリングはバイクで走破するだけでなく、時には徒歩で。
今回は、佐野藤岡ICを降りてからの走行距離はとても少なく、ライターのMATUさんが別リポートで書かれているように、徒歩での散策が多い状況では有りました。これもとちぎ蔵の街での新発見が多かったせいでしょうか。同行ライダーも同じように楽しんでくれたようでした。何とか天気が持ってくれた影響も大きかったと思いますが、一方で群馬から参加したライダーは帰路結構な雨にたたられたそうです。そういうツーリングも有るという事で。人生と同じように。
■今回のルート
バイクの窓口編集部(T・N)
Photo(T・G)