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【奈良】熊野参詣道小辺路のある名所、紀伊半島十津川村周遊ツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2017.09.22
【迷走?ライダーSHINの行き当たりバッ旅】vol.4 。迷走ライダーSHINさんと仲間たちのツーリングレポート。今回は紀伊半島にあります奈良県十津川村周辺を、谷瀬の吊橋⇒温泉「滝の湯」⇒清納の滝⇒果無集落⇒瀞峡へと向かいます。世界遺産である熊野参詣道小辺路は天空の郷と呼ばれており絶景です!
日本最大の半島と言えば「紀伊半島」
そのほとんどが山岳地帯であり、ある意味生活には不便であるかもしれません。
しかし、山と海に囲まれ、見どころも多く、食べ物も美味い。
何より温泉や酷道だらけ、紀伊半島はツーリングには最高のエリアです。
今回は紀伊半島の中でもその面積の大きさでは群を抜く「十津川村」を周遊してきました。
「十津川村」は奈良県の最南端で、村の96%は山で占められており、
全体の広さは琵琶湖とほぼ同じくらいという、日本一大きな村としても知られています。
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まずは谷瀬の吊橋へ!
大阪からは国道169号線を南下します。
平成23年でしょうか、あの紀伊半島大水害が発生し、
土砂崩れも多く発生、生活道路も各所で寸断されました。
あれから6年以上経過しますが、今もなお復旧工事をしている箇所もあります。
復旧工事が終わった道路は快走路に生まれ変わっています。
トンネルも新たにでき、昔に比べたら近くなった十津川村です。
大阪府と奈良県の県境の五條市から60分程度で十津川村北部に入れます。
北部のハイライト的スポット、国道169号線沿いの「谷瀬の吊橋」
この巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートル。
この揺れはかなりスリリング。
何回渡っても慣れない(苦笑)
ちなみに、地元の年配の方々は四輪カートでこの橋を渡ります(汗)
たっぷりと冷や汗をかいたので、さっぱりと汗を流しに行きましょう。
国道169号線を南下、十津川村役場の裏山に位置する温泉地温泉「滝の湯」
この温泉の嬉しいところは、源泉掛け流しはもちろんのこと、朝の7時30分から営業。
そしてJAFの会員証を見せると300円で入湯できます♪
露天風呂が最高!
朝イチで貸切状態、思わず自撮(笑)
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仲間と合流し紀伊半島を引き続き堪能
温泉を堪能し、次に向かうは近くの道の駅「十津川郷」
ここで「行き当たりバッ旅」な仲間達と待ち合わせです。
この道の駅、足湯があるのが嬉しいですね。
冬には指先を温めるのに重宝(苦笑)
さて、何処に行こうかな?
セローが2台と言うことは…
これはもう「セローの聖地」に決定。
国道169号線から国道425号線に入って数キロ。
入口が見えました。
ダートを少し進むと到着です。
セローの聖地とは「清納の滝」のこと。
古いセローのカタログの撮影地がこの滝なんです。
そんな訳でセローの聖地(笑)
仲間内だけで通じるこの呼び名(苦笑)
ちなみにそのカタログがこれです。
しっかりとマイナスイオンを吸い込み次に向かいます。
国道169号線を更に南下、上湯川沿いの細い道を登って行きます。
延々と続くコンクリート製のガードレールがこの道の歴史を物語っています。
10分近く登り続けると、その集落が現れました。
「果無(はてなし)集落」
世界遺産に登録された熊野参詣道「小辺路(こへち)」沿いにある小さな集落。
果無山脈を見渡せる高地のため「天空の郷」と呼ばれています。
集落内を散策。
湧水もいただけます。
不思議な空間に癒されます。
ドローンで撮影。
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麓まで降り、玉置山を経由して瀞峡方面に行くことに
この玉置山は最強のパワースポットと名高い「玉置神社」のある霊山です。
国道169号線から九十九折を登って行きます。
この山越えの道中、昭和30年代に廃止になった標識が残っています。
よく見ると…
なんと!木に食われています。
どうなったらこうなるのだろ…
全くわかりません。
やはり、この山のパワーなのか?
玉置山を降りるとそこは国道311号線。
奥瀞方面に行くとこんな吊橋が有ります。
下を見ると怖いですね(汗)
そろそろお昼。
直ぐ近くの道の駅「おくとろ」にて。
道の駅内の「じゃばら食堂」の1,000円バイキング。
相変わらずの盛り方が下手(苦笑)
名産の「じゃばら」を使ったドリンクも甘酸っぱくて僕好み。
ドリンクの横にはオヤツの「豆大福」(笑)
ここではこんな証明書も貰えます。
ここは日本で唯一の「飛び地」なんです。
この地が飛び地になった歴史を調べるとなかなか面白いですよ。
しかし、バイキングって自制心を試されます。
自制心の弱い私は、はち切れんばかりのお腹で次に向かいます(苦笑)
国道169号線を南下し「瀞峡」に到着。
絶壁と原生林が織り成す自然の造形にうっとり…。
この地は三県の県境です。
この断崖絶壁に佇む築100年以上の「瀞ホテル」
今はこのノスタルジックな雰囲気を楽しめるカフェとして営業しています。
名物のハヤシライスを食べたいなら予約してからの訪問が良さそうです 。
この時点で、もういい時間となりました。
日の入りまでに大阪に戻るにはここまでがリミット。
紀伊半島はデカイと実感です。
20年以上紀伊半島をウロウロしていますが、まだまだ行きたいところが山積みです(笑)
熊野参詣道小辺路
SHIN
バイクの窓口事務局