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【愛知】H氏と行く!蒲郡&岡崎ちびっこツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2023.04.10
【yz-3のエンジンあたためますか】vol.21。今回yz-3ご夫妻は、H氏と3人で蒲郡&岡崎へツーリング!まさかのアクシデント発生・・・?!

バイクの窓口読者の皆様、ごきげんよう。
桜前線北上中。
今年はお花見の宴会解禁らしいですね。
啓蟄よろしく春の陽気に誘われて、冬ごもりライダー達が走り出す気持ち良い季節になりました。
我々夫婦ライダーyz-3と夫のトムドール、今冬は引きこもり気味でした。
でもね、一応窓口ライダーの端くれとして冬でもツーリングに行かねばと、まだ寒い時期にツーリングを敢行したわけです、皆さんお馴染み準レギュラーのH氏と。
そしたらですよ、冬のバイク乗り泣かせの例のアレになってもうたわけですよ。
例のアレとは何かって?
好奇心旺盛なあなたは、スクロールして本編へGO!
察しの良いあなたもスクロールして本編へGO!
最後には(人によっては)お役立ち情報もありますよ!
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最初からアクシデントからの蒲郡
まだ寒波吹きすさぶ頃、我々夫婦は久しぶりに大型バイクのGSでツーリングをすることに。
ホッカイロを全身に仕込みまくって準備万端、寒いけど頑張るで!と張り切ってバイクに跨りました。
勇んでセルボタンを押せば「キュウン」という可愛い鳴き声。
そう、バッテリー切れです。
yz-3「バイクのエンジンがかからないの…」
トム「あらら?バッテリーかな?ライトは点く?」
yz-3「年末まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう」
トム「トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?」
yz-3「今日はH氏との待ち合わせがあるからバイク使えないと困るのに」
トム「それは困ったね。どう?PCX150とジクサー250SFで行く?」
…という会話をしたかは記憶が定かではありませんが、仕方がないのでいつものちびっこバイクで急いで待ち合わせに向かう我々。
下道の交通量の多さに辟易しつつ、23号線の流れに乗って調子良く進みだしたところで、あることに気付くyz-3。
yz-3「ガスストーブ消したっけ?」
悲しいかな、気付いたタイミングは信号のない23号。
さらにこの日はインカム不調にて繋がらず、よって夫に話しかけられず。
厄日かな?
気が気じゃないまま待ち合わせ場所へ着くと、いつもと変わらないH氏が、そこに居ました。
幸いなことに、到着直後に夫に確認したところ、彼がストーブを消してくれていたそう。
やれやれ、どうやら最悪の事態は免れたというわけです。
そんなわけで、H氏にはこのちびっこちゃんに合わせたツーリングコースを注文します。
とにもかくにも鬼のように寒いので、屋内施設を希望した結果、目的地は蒲郡のラグーナテンボス敷地内のショッピングセンターとしましたが…
蒲郡ならば暖かろうと期待した私がバカでした。
海に面した敷地ゆえに、風が強くてますます寒い!
ちなみに、バイクは無料で駐車可能です。
震えながらフェスティバルマーケットの屋内へ。
えびせんべい屋さんや海鮮屋さんのフードコートに徐々にテンションの上がる我々。
お土産を購入しつつ、たこ焼きなどを軽くいただきます。
実は今回のツーリングではランチするお店を決めているので、今から食べ過ぎてはいけません。
体力が回復したところで、目的地までH氏のお散歩コースを織り交ぜつつ向かいます。
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道の駅「藤川宿」とタイ料理レストラン「ナムチャイ」
道中には旅館やホテルの廃墟が立ち並ぶ、やたらとムーディーなコースが含まれています。
いかにも北野誠と心霊探偵団が訪れそうな日中でも薄暗い細いトンネルを抜けるときは、生きた心地がしませんでした。夜目が効かない人には辛いトンネルです。
しかし、ぽんと広い道に出れば、なんだか賑やかな道の駅「藤川宿」に到着です。
こちらの道の駅は、できて間もないおNEWな道の駅だそうです。
今話題の大河ドラマの主人公である徳川家康生誕の地・岡崎だけあって、家康像などが置いてあります。
店内はとても賑わっておりました。なんというか、普通のスーパーっぽさもあり、主婦の皆さん大はしゃぎって感じで、一応主婦である私yz-3も、もれなく大はしゃぎ。
地元野菜やら三河ポークやらなんやらと、やたらと美味しそうな食材が所狭しと並んでいます。がっつりお買い物するぞ!とトップケースを空にして臨みたい道の駅です。
さてさて、それでは本日のメインイベントであるランチへ向かいます。
その名もタイ料理レストラン「ナムチャイ」
実は、我々のPCXとジクサーの実家のバイクショップから、お店のお食事券をたんまりともらっていたのです。
お店にバイクを停めているその最中にも、独特な香辛料の香りが鼻腔をくすぐります。
店内の様子は、ライダーですねって感じの人から家族連れなど幅広い客層で、これまた賑わっておりました。
メニューが多くて迷いますが、こちとらお食事券持ってんねんで!と強気の姿勢で豪華に頼んでいきます。トムヤムクンスープにパッタイに生春巻きサラダにetcetc…
どれもエスニックだけど癖が強くなく、とても美味しくいただきました。
その後、GSの実家(バイクショップ)に寄って、バッテリーのことを相談。
「そもそもバッテリーそのものが寿命なのでは」疑惑が浮上。
ナムチャイお食事券どころではない、突然の出費の可能性に慄く我々。
とりあえず、お店までなんとかGSで自走するからバッテリーだけ用意してなと宣言し、親切な整備師(神)にバッテリー充電方法を聞いて、この日はお開きとなりました。
ちなみに今回の戦利品はこちら!
とてもスナックなラインナップ。
かりんとうは道の駅「藤川宿」のもので、岡崎的推し土産のひとつの様子。
甘い系辛い系、どちらも美味でございました。
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後日譚
その後GSのバッテリーを外して自宅で充電しようとするも、GSのバッテリー外すのめっさ大変。外したあとに元に戻せる気がしないことが発覚。
yz-3「あらら、大変だね。じゃあレッカーしてもらうしかないんじゃない?」
トム「14時に店に持っていく約束だからまだ時間あるけど、このままじゃ困る」
yz-3「そうだね、で、バッテリー充電できないみたいだから、レッカーを呼ぼうか?」
トム「別にいいけど、でも充電できたらレッカーしなくていいよね?」
yz-3「もしかしてちょっと怒ってる?」
トム「いや別に怒ってはないけど?」
yz-3「怒ってるじゃん。何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?」
トム「大丈夫だから、怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから」
yz-3「何が大丈夫なの?」
トム「ええから黙っとけ」
yz-3「怒っとるやないか!!!」
という会話をしたかは定かではありませんが(2回目)バッテリーが外せないならレッカーしかないと私は思いました。しかし、私の夫はそう、諦めの悪い男トムドール。
その後、ジャンプスターターなるものを発見・購入。
これがですね、ご存知の方には蛇足な情報ですが、知らない方には朗報なので書きますね。
サイズは大きすぎるスマホケースって感じのこちら、事前に充電したものをバッテリーにつないでエンジンをかけると、あら不思議!エンジンが始動するという代物なのです。
このジャンプスターターの何が良いって、比較的コンパクトなので、もしもに備えてツーリングに携帯しやすいところです。さらに、モバイルバッテリーとしての機能も搭載されているので、コードを繋げばスマホやインカムなどの充電も可能という優れ物!
すごいぞジャンプスターター!
一家に一台ジャンプスターター!
おかげで無事にGSのエンジンを始動することに成功した我々は、後日お店まで自走して、無事バッテリーを交換してもらうことができたのです。
そんなわけで、バッテリー上がってしまったけど電源が近くにないorバッテリー引っこ抜くのが難しくてお困りのそこのあなた!
ジャンプスターターを使いなはれ!
そして、バイクに乗らない冬の時期は、漏電を防ぐために必ずバッテリーを外しておきなはれ(たぶん常識)
そんな訳で、次回はGS復活ツーリングをお送りします(仮)
乞うご期待ください!
<関連リンク>
yz-3
バイクの窓口編集部