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【岐阜~富山】白川郷も堪能する!奥飛騨・能越弾丸バイクツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2018.06.15
【きまぐれライダーよっしーの「エンジョイ・ツーリング!」】Vol.12。今回は岐阜県⇒富山県へとツーリングです。廃線の駅を見学したり、海のすぐそばを走る「千里浜なぎさドライブウエイ」を堪能したり、更には世界遺産の白川郷訪問まで充実したツーリングになりました。もちろんグルメも楽しめました!
毎年5月、ブログで仲良くさせていただいている関東の仲間と合流してツーリングをしています。今年は5月25日から3日間かけて岐阜の美濃市に集合し、奥飛騨・能越をめぐる予定となっていました。しかし、私は日曜日に仕事が入ってしまいましたので、2日目に途中離脱することになりトンボ帰りの「弾丸ツーリング」の様相です(汗)
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宝塚北SAを経由し旧名鉄美濃市駅へ向かう!
■平日出発なので、早朝割引に時間帯に出発
関東のお友達との待ち合わせは、岐阜の美濃市駅に12時。今回のツーリングは平日出発ですので、少しでも経費を削減すべく、高速道路の早朝割引時間帯に合わせ午前3時半に自宅を出発、割引対象の午前4時までに広島ICのゲートを無事くぐってスタートしました。
■夜間走行は慎重に
夜が明けるまでは少し控えめな速度で巡行しました。山陽道の山間部は動物の飛び出しや横断が結構あります。動物と接触したら転倒の可能性が大です。今回は待ち合わせ時間の都合もあって早朝出発となりましたが、できればリスクの大きい夜中の走行は避けたいところです。
■開通した新名神の新区間と宝塚北SA
福山を過ぎる頃には夜が明け、順調に東へ。神戸JCTからは新しく開通した新名神を走りました。山間部を走りますが、見通しもよく快適でした。そして、人気上昇中の宝塚北SAに立ち寄り、休憩がてら散策してみました。
宝塚北SAは上下集約型のSAで、その南欧風の建物と豪華な設備、多くのショップやグルメコーナーなどがたくさんあり、時間を忘れて楽しむことが出来そうなSAでした。
■自宅から7時間あまり…待ち合わせ場所の美濃市に到着
山陽道、新名神道、名神道そして東海北陸道を経て、約520km先の岐阜県美濃市に無事到着しました。待ち合わせの時間まで2時間弱ありましたので、これから美濃市を満喫です。
■鉄ちゃん必見の「旧名鉄美濃市駅」
旧名鉄美濃市駅は、廃線となった旧名鉄美濃町線の終着駅で、駅舎、プラットホームそして車両が当時のまま保存されています。
また美濃市は野口五郎さんの出身地だそうで、ゆかりのポスターなどがあちこちにありました。廃線になる前、かれこれ今から数十年前にこの名鉄電車に乗って仕事をしていたことがあり、とても懐かしかったです。いつまでも、今の美しい姿で保存してほしいと思いました。
■美濃市で大人気?「とんちゃん焼」でランチ
鉄分補給のあとはランチ。美濃市で人気のランチということで「ニュー柳屋食堂」へ。場所も名鉄美濃市駅のすぐそばということでたいへんGOODでした。
オーダーしたのは「とんちゃん焼定食(900円)」。、店のおばちゃんが鉄板の上で、豪快にとんちゃん(ホルモン)を焼いてくれます。アツアツのとんちゃんはめっちゃ美味しく、大盛りのごはんとサラダなどでお腹いっぱいになりました。
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その後白川郷を目指す。バイクで世界遺産へ!
■1年振りに関東ブロガーのメンバーに合流、そしてツーリングのスタート
先日、山口ツーリングでご一緒した浅間団さんが今回も団長(幹事)をしてくださいました。これからの工程を説明され、いざ出発です。実は最初の立ち寄り地が「旧名鉄美濃市駅」でした(汗)。もちろん、もう一度、じっくり散策しましたよ。
■鉄分補給しながら…
毎年集まるこのメンバーには、鉄っちゃん(鉄道マニア)が多いので、必ず鉄分補給が計画に組み込まれます。というわけで、休憩地も鉄。長良川鉄道の終着駅である北濃駅でコーヒーブレイク。
軽食を撮ったり、鉄道や転車台を撮ったりと思い思いの時間をここで過ごしました。
■思えば遠くへ来たもんだ…世界遺産「白川郷」へ
初日のメインは「白川郷」。さすが、世界遺産!眼下に素晴らしい光景が広がります。
この景色は中国地方ではないもの。走り始めてすでに600kmを軽く超えています。より遠くの未知の世界へ来たことも相まって、感動もひとしおでした。
■高岡の夜は長い
白川郷をあとにしまして、宿泊地の富山県高岡市へ移動しました。夜は恒例のオフ会。富山は海の幸が豊富。特に高岡は氷見が近いこともあってか、魚が最高でした。
気の合う仲間同士が集う飲み会…バイクの話やら近況報告やらたくさんの話題で大盛り上がり。自然と飲む量も増えてきます(汗)
■富山名物「富山ブラック」で〆
ほろ酔い気分で高岡の町を散策。せっかく富山に来たので、かの有名な「富山ブラック」で〆ることに。
県西部の高岡の富山ブラックは、県東部の富山市内の富山ブラックに比べて、しょっぱさが抑えられ、食べやすいとか…。
確かに、真っ黒なラーメンでしたが、聞いていたほど、しょっぱくもなく、なかなか美味しいラーメンでした。
■2日目も元気にスタート
しっかり走って、しっかり飲んだ翌日にも関わらず、みんな元気にホテルの朝食をいただき、定刻の7時50分に2日目をスタートしました。私は残念ながら途中離脱の予定ですが、最後まで目いっぱい楽しみたいと思いつつバイクを走らせました。
■やっぱり撮り鉄…絶景の雨晴海岸
最初に行ったのは、富山屈指の絶景スポットとも言われている「雨晴海岸」!天候が良ければ富山湾越しに雄大な立山連峰が望めるそうですが、この日は残念ながら空がかすんで見えず…。しかし、雄大な日本海と女岩(めいわ)をバックにJR氷見線の汽車を撮り鉄出来たので良しとしましょう(笑)
■あっという間にお別れの時間が…
能越道を七尾方面に向かい、出口手前の能越県境PAで最後に皆さんと歓談。
能越道終点の七尾出口で皆さんは能登方面へ、私は一人西へ舵を切り、お別れとなりました。
「みなさん…楽しいひと時をありがとう。また一緒に走りましょう!」
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ライダーのあこがれ千里浜なぎさドライブウエイを快走
■寄り道しながら広島へ
七尾から自宅のある広島までは700km弱あります。あまり、ゆっくりのんびりというわけには行きませんが、せっかくなので寄り道しながら帰ることにします。
■一度は走ってみたいと思っていた「千里浜なぎさドライブウエイ」へ
前々から走ってみたいと思っていました「千里浜なぎさドライブウエイ」…ついにその日がやってきました。砂浜を、それも海のすぐそばをバイクで走れるなんて夢のようで不思議ですが、ここはバイクやクルマのみならず大型の観光バスも走っています。記念撮影のためバイクを左端に停めましたが、砂浜がだんだん柔らかくなり、スタックしそうでドキドキでした。
撮影後は、そのまま西へ疾走!全長も8kmあるそうで、走りごたえ抜群。十分堪能して千里浜をあとにしました。
■もう1か所どこかへ…
せっかくなので、もう1か所どこかへ寄って帰ろうと思い地図とにらめっこ。金沢や福井も考えましたが、最近来ていましたので、未開の地彦根をチョイスしました。目指すは「国宝彦根城」。というわけで、彦根ICで途中下車しました。あと少しで彦根城というところまで来たものの、彦根城近辺ではマラソンか何かのイベントで駐車場が規制だらけ。
彦根城からかなり離れた場所しか止められそうにありませんでしたので、彦根城をバックに記念撮影して天守に登るのは断念しました(泣)
■せっかく彦根に寄ったので…「近江ちゃんぽん発祥の店」でランチ
テレビで紹介されてメジャーになりつつある近江ちゃんぽん…その発祥と言われているお店「ちゃんぽん亭総本家」でランチしました。
オーダーしたのはもちろん「近江ちゃんぽん」。
黄金だしとも言われる澄んだスープは普段食べている豚骨ベースとはぜんぜん違うテイスト。あっさりしてて、毎日でも食べることが出来そうな優しい味でした。
彦根城には行けませんでしたが、近江ちゃんぽんを食べることが出来たのは収穫です!
■美しい夕日とともに広島へ
彦根から広島までは軽く400km以上残っています。途中、コーヒーブレイクを挟みつつ、マイペースで無理のない安全運転で帰りました。2日目はおよそ750km走りました。途中離脱という形になって、2日で1475kmという弾丸ツーリングにはなりましたが、そのぶん充実感や達成感もひとしおのツーリングでした。
来年もみんなと元気に会えるよう、日々頑張っていこうと思いました。
よっしー
バイクの窓口事務局