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【静岡】大井川鉄道と長島ダムを巡る寸又峡ツーリング!
- バイクのツーリング記事
- 2018.10.15
バイクの窓口編集部員6名で、台風一過となった10/7(日)、静岡の秘境?寸又峡にツーリングしてきました。
もともとの予定では秩父方面へ軽めのツーリングを予定していましたが、
前日までの台風の影響などあり、ひょんなことから前々日に寸又峡に変更となりました。
参加者は、FJR1300、KTM1190AD、KTM990SMT、
F800GT、MT-07(レンタル)、SRX400(友人借り物)、の6名です。
東名・中井PAに8:00集合、新東名・静岡SAまで高速ツーリングで移動です。
SAで給油を済ませ、同スマートICから国道362号線で北上します。
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【台風一過】フェーン現象で真夏のツーリング開始
前日まで台風25号の影響で、国道473号線の金谷-千頭間は通行止めの情報あり、
寸又峡までの選択肢はR362からのアクセスに限定されました。
「オクシズの駅・わらびこ」で別ルートから来たメンバーと合流。
ここから国道362号線を北上しますが、
一部、クルマの擦れ違いが出来ない箇所や、つづら折りの鋭角コーナーあり、
路面も荒れていて、なかなか注意が必要な国道(酷道?)です。
オクシズの駅・杉尾はなのき展望休憩所で休憩
クマの出没に注意しながら、天狗岳の眺望を楽しみます。
最初の目的地、大井川鉄道の千頭駅に到着。
ここで時刻表のチェックとお楽しみのランチです。
千頭駅はSLで有名な大井川鉄道・大井本線の終着駅で、
ここから先のアプト式井川線(南アルプスあぷとライン)に乗り換える駅です。
機関車トーマスの聖地にもなっていて、寸又峡観光の拠点となる駅です。
ランチは駅前にある先頭館さん。ヤマメ定食といのししカレーが名物。
いのししカレーは臭みなどなく予想外の美味しさ!
子供たちに大人気!
実写版の機関車トーマス
トーマス満席、SLも残り僅か。
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大迫力!放流中の長嶋ダム
お腹もいっぱいになり、今回のツーリングの目的地である湖上駅へと向かいます。
途中、タイミングが合えば井川線のトロッコ列車に会えるか、と期待しつつ、
渓谷を奥へ奥へと進みます。
前日の大雨のせいか川の水は濁っています。
途中、長島ダムを通ると放流中。しかもかなりの大迫力。
吊り橋もあり、トロッコ列車通過の時間もありますが、
これは行くしかありません・・。
良く考えてみたら、前日までの台風でダムの貯水率が上がっていたのでしょう。
セメント色?の水が轟音で放流されています。
吊り橋が掛かっており、橋の名前は「しぶき橋」。
反対側まで走りますが、名前の通りズブ濡れになります。笑
反対側に渡ると水しぶきに反射して、素晴らしい虹が掛かっています。
吊り橋と水しぶきで、あえて虹が出来るよう設計したのでしょうか。
放流中の長島ダム、かなりオススメです。
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今回の目的地、奥大井湖上駅へ。
トロッコ列車の時間も気になるので早々に湖上駅に向かいますが、
どうやら間に合いそうにないため、先に対岸からの撮影ポイントに行くことに。
撮影ポイントに到着すると、列車は駅に到着しており、慌てて撮影しました。
写真は駅から走り出した直後のもの。
残念なのは、濁った川の水・・。
木々が紅葉し、コバルトブルー色の川だったらどれだけキレイなのでしょう。
気を取り直して、駅に向かいます。
駅の駐車場にバイクを止めて駅に向かいますが、
急な山道を15分ほど歩くことになります。
気温は30度近いのでしょうか。暑さと日頃の運動不足でなかなか堪えます。
上り終えると、ようやく鉄橋が見えてきます。
一直線に伸びた線路が駅に向かっていて、
メンバー一同、おおっと声が出ました。
通路は人がすれ違うのがやっとの道幅。
左は川に吸い込まれそうな高さ、右側は線路、足元はメッシュで、
ちょっとしたアトラクションです。笑
駅は何があると言うわけではありません、何もありません。秘境感だけです。
自販機一つ無く、全員ノドがカラカラ。
それと、フェーン現象のせいかとにかく暑い。
季節外れの熱中症?になりかけたため、早々に退散。
駐車場に戻るときにトロッコ列車が通り過ぎました。
帰りは千頭駅まで戻り、
駅に併設している「道の駅・奥大井音戯の里」で水分補給のティータイム。
帰りも国道(酷道)362号線で静岡SAスマートICまで走り、
高速道路の距離が長いことから、ここで流れ解散となりました。(お疲れ様でした)
流れ解散後、私のみ新東名ではなく、東名高速ルートで
富士山の夕景を楽しみながら帰路につきました。(富士川SAにて)
今回のツーリングでは寸又峡一番の観光場所「夢の吊橋・世界の吊橋10選」はあきらめていましたが、
長島ダム放流&吊橋と、トロッコ列車、奥大井湖上駅の鉄橋を渡ることができて大満足でした。
都心からの日帰りツーリングではやや遠い部類なるかと思いますが、新東名高速を使うことで快適な移動ができました。
ここ寸又峡は、渓谷ならではの景色と多くの吊橋で秘境感たっぷり。秋のツーリングコースとして超オススメです!
バイクの窓口編集部