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【富山】富山湾に行って蜃気楼を見よう!
- バイクのツーリング記事
- 2017.06.09
【女性ライダーを応援するバイクの窓口】Vol.11 。主に女性ライダー目線のバイク情報をお届けするシリーズ。今回は 富山県富山湾に行って蜃気楼を見るツーリングです。 魚津港から経田漁港の間を通る海岸線や海の駅の素晴らしい景色も必見です。
蜃気楼を見たことがありますか?
富山県の魚津市は、蜃気楼が見られる場所として有名なのです。
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蜃気楼って何?
空気中の光が屈折することで、5kmから20km離れた景色が
実際とは違った様子で見える現象です。
富山湾の海面上に冷たい空気が層をつくって、
上の暖かい空気との間で急に密度が変わる時に、蜃気楼が出ます。
4月から5月にかけての蜃気楼は、春の蜃気楼と言って、
実際の風景の上側に虚像が出現します。
蜃気楼とは、無いものが見えるわけではなくて、
実際にある建物や山などが、本物とは違う形で伸びたり反転したりして見えるのです。
蜃気楼には、上位蜃気楼と下位蜃気楼があります。
文字通り、上位蜃気楼は実際に見える景色の上に、反転したり、伸びたり、
または縮んだりする形で見えます。
下位蜃気楼は、実際に見える景色の下に見えます。
蜃気楼の種類の一部
①実際の景色の上に反転して見える。
②実際よりも縦長に伸びて見える。ところどころ景色が抜けて、バーコード状に見えることもある。
③実際よりも平たく縮んで見える。船など平たくなっているので気付きやすいかも。-
富山湾で春の蜃気楼が見たければ魚津へ行こう!
富山湾で春に見られるのは上位蜃気楼です。
時期は4月から6月上旬にかけて多く見られます。
時間は11時ごろ〜午後4時の間に多く発生するそうです。
それではどこへ行けば蜃気楼が見えやすいのでしょうか?
富山県魚津市の海岸は、見晴らしのとても良い海岸です。
方角として、北北東に黒部市生地、北から西にかけて能登半島と氷見市、
西から南西へ向かって高岡市、新湊市、富山市岩瀬、水橋、滑川市までをずっと見渡すことができます。
蜃気楼は、対岸の風景だけでなく、沖に見える船も変形して見えます。
ただ、すべての方向に見えるものが同時に変化するわけではありません。
蜃気楼を見る条件だけでなく、見えているかどうか判断する力も必要なようです。
反転していればすぐわかる気がしますが、横に伸びたり、
バーコード状になっていたりする場合だと、よく見えないとわからない感じがしますね。
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しんきろうロード
魚津港から経田漁港の間を通る海岸線です。
ずっと海を見ながら走れる、快適な道です。
ワインディングはほとんどなく、まっすぐに走っていく感じです。
途中にはその名も道の駅ならぬ「海の駅蜃気楼」があり、広い駐車場があります。
休憩や食事も出来ておみやげも買えます。
そして道の駅蜃気楼の海岸あたりから、最もよく蜃気楼が見られるようです。
三脚にカメラをつけた人や双眼鏡を覗く人たちがたくさんいます。
蜃気楼を見るには、道の駅や、
海岸線のところどころに設けられているパーキングでバイクを停めて、じっくり見ないとわからないでしょう。
蜃気楼伝説というお菓子もあります。
海の駅蜃気楼での蜃気楼確率今日は低めでした。
バイクの窓口事務局
カキウチミチコ