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【石川】 石川県七尾市のおすすめお祭り!青柏祭
- バイクのツーリング記事
- 2017.06.01
【女性ライダーを応援するバイクの窓口】Vol.10。主に女性ライダー目線のバイク情報をお届けするシリーズ。今回のテーマは石川県七尾市でのお祭り「青柏祭(せいはくさい)」へのツーリングコースです。

この石川県は海に突き出した半島になっていて、
海沿いを走るのがオススメのバイクツーリングコースです。
海岸線を走り、景色の素敵なところはたくさんあるのですが、
観光に適した催し物は少なめです。
しかし、5月には、全国から観光に訪れるお祭り、
青柏祭(せいはくさい)があるのです。
そしてなんとここには日本一のものが登場します。
この石川県七尾市のお祭り、青柏祭について、ご紹介します!
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青柏祭について
青柏祭(青柏祭)は、石川県七尾市の大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)で行われるお祭りです。
毎年5月3日から5日まで開催され、ちょうどゴールデンウィークに行われますので、多くのライダーも訪れます。
この祭礼は、国の重要無形民族文化財に指定されていて、
さらにユネスコの無形文化財に登録されています。
でか山と言われる山車(曳山)が3台、
お祭りの間に、七尾市内のせまい町中を通って神社に奉納されます。
このでか山は、北前船の形に似せたものという説があります。
この3台というのは、山が奉納されている神社のある町の名前から、
魚(よう)町、府中町、鍛治町と、それぞれの名前で呼ばれます。
全体の大きさは、
高さ約12m、
上部の開きの長さ 約13m、
上部の幅 約4.5m、
車輪の間 約3.6m、
車輪の直径約1.9m、
幅約0.6m、
重量約20トンもの、舟形の山車です。
山車として日本最大級であり、体積・重量ではなんと日本一なのです。
このでか山は祭りの日までに合わせて組み立てられます。
上段正面舞台には毎年題材を変えて、お城や豪華な建物、
神社仏閣など、主に歌舞伎の一場面に合わせて、背景が立体的に作られています。
さらにその場面に、登場人物の人形が3体ほど飾られます。
このでか山、地元のひとだけでなく見ている人、誰でも引っ張れます!
走行中の車輪の操作や向きを変えるところがとても力強く迫力があり、青柏祭いちばんの見所です。
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バイクで行く時の注意点!
通行止めや歩行者天国になるところがあり、交通規制もされ、
毎年10万人を超える観光客が訪れるので、混雑が予想されます。
七尾の駅前を通りぬけるだけでも渋滞しています。
そしてバイクを停めて見物するとなると、駐車場があるのか気になります。
でもご安心ください。
ちゃんと臨時駐車場が設けられますので、誘導の方に従って停めましょう。
道の駅能登食祭市場には、5月5日の日に3台のでか山が並ぶ姿が見られます。
駅からこの食祭市場を結ぶまっすぐの道が歩行者天国になり、
両脇にはたくさんの屋台が並びます。この付近に臨時の駐車場が多く設けられています。
※道の駅「食祭市場」。普段はこのように停車している。

お祭りの時に売られる饅頭「長まし」
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青柏祭でおすすめの宿泊スポット
七尾市には「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で32年間、
総合1位になった「加賀屋」があります!
そして姉妹旅館として、あえの風、虹と海というホテルもあります。
バイクの窓口事務局
カキウチミチコ