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【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】電動の乗り物がいっぱい!Sunday Eparkへお邪魔したよ!
- おすすめコラム
- 2022.09.29
【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】vol.141。電動キックボード・電動バイクの展示・体験会のSunday Epark展に参加した様子をレポートします!
みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?
9月17日~19日に羽田イノベーションシティにて開催された電動キックボード・電動バイクの展示・体験会のSunday Epark展へお邪魔しました。
初めて出会う電動の乗り物や個人的に気になった車両、また試乗もさせていただきました。早速レポートをしていきますね。
【目次】
1.電動キックボードを試乗してみた
2.試乗した感想・魅力
3.お子様向けの電動バイク、自転車の試乗会も実施
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電動キックボードを試乗してみた
YAMAHA
・TRITOWN(トリタウン)
名前を聞いてピンと来る方もいるはず?
TRICITY(トリシティ)やNIKEN(ナイケン)には3輪のバイクでも、2輪のバイクのように曲がる・傾ける操作ができるLMW(リー二ング・マルチ・ホイール)を搭載しています。実はこのトリタウンにもそのLMWが搭載されているのです。
試乗をさせていただいたのですが、乗る時はサイドブレーキをかけた状態で両足をステップに置き、その後にサイドブレーキをオフし、スタートします。バイク同様自立はしないとのこと。
個人的な感想として、足に伝わる感覚として 部屋の中で運動する器具 ステッパーを高速で交互に踏んでいる感じ。あとはスキーのターンする時にも似てるかな。
小回りする際はしっかり目線を意識して車両を傾けながら曲がります。初経験の走り心地ですが、運転する楽しさに寄与しますね。また走行した際の道路は凹凸がありましたが、恐怖感は全くなく滑らかでした。
現時点ではまだ発売日は未定とのこと。
私のスペイン生活での足は電動キックボードでした。ごくわずかな段差ですぐに転んでしまうし、雨の日は氷の上を走っているくらいに滑るんです。 今回はいい天気の中での試乗でしたが、もし可能であればTRITOWNで濡れた路面でも一度試して乗り比べてみたいなと思いました。
・NeEMO(ニーモ)
こちらも現在開発中のシニアカーNeEMO
特に注目してほしいのが、カーボンをふんだんに使用し、デザイン性もずば抜けているところ。
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試乗した感想・魅力
試乗した感想ですが、滑らかに加速して、減速してくれるので恐怖感は全くないですね。また椅子がフカフカで座っていても疲れにくそう。少し改造したら、オフロード走行も出来そうなくらいしっかりとしたつくりでした。
パワーの出力は、ボタン一つで5段階選ぶことができます。
免許を返納した方々やお年寄りの方が安心して乗れる乗り物も、今後増えていくのでしょうね。公共交通機関もあまりない場所で、少し買い物に行くときなどは活躍するのではないでしょうか。所有感も満たされるシニアカーだとより喜ばれそう!乗り物が好きな方にはピッタリな一台だと思います。
タタメルバイクICOMA
非常に気になっていた一台であるタタメルバイク
一から設計、開発をした社長の生駒さん(会社名にもなっています)にお話を伺うことができました。
生駒さんは元玩具メーカー出身で、商品開発に携わっていたそうです。原動機付自転車を所有していたそうですが、状況する際には駐車場料金が高く手放してしまったそう。たためることで所有が出来るバイクを作りたいと思ったのがきっかけだそうです。ワンルームでも所有でき、エレベーターでの移動も問題なし。また電動バイクなのでガソリンのにおいもありません。
バイクをたたむ様子も見学させていただきましたが、シートの部分が稼働するのでよりコンパクトになるんですね。
またキャリーケースのように車輪がついているので、移動も便利です。
家庭用充電器使用で2~3時間くらいでフル充電できるバッテリーを搭載しているんだとか。
社内メンバーには、元川崎重工株式会社のバイク開発をしていた方もいらっしゃるそうです。
カスタマイズパーツを安く提供できることも魅力の一つ。簡単にパーツを外して取り付けができるのでセミオーダーも出来るようにしたいとのこと。気分やファッションによってデザインを取り換えたり…まさに着せ替えバイクが出来ちゃいます
また新しくガレージを構えたそうで、そこに3Dプリンターやレーザーカッターなどを用意して、その場でお客様とカスタムの相談をしたり、バイクの着せ替えが出来るようなスペースにしたいとお話していました。
いい意味でカスタムやバイクへのハードルを下げることで、世界観が広がることを期待しているそうです。
来年から少数生産できるように準備を進めているとのこと。すでに展示車両はナンバーは取得済みなので
街中で見かける日はそう遠くなさそうですね!
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お子様向けの電動バイク、自転車の試乗会も実施
玩具メーカー出身なので、お子様向けバイクも開発を!!とこちらも展示されていました。
電動ねこ車用一輪車電動化キットE-CAT Kit同等の小型ハイトルクモーターを採用しているそうです。
こちらはサイドの部分が黒板になっていて好きなように絵が描けるようになっていましたよ♪いいアイデアですよね。ほっこり
事前予約された方が優先となるそうですが、お子様向けの電動バイク、自転車の試乗会も行われたそうです。
開催日前にチェックしたところ 受付枠のほとんどがすでに埋まっている状況でして
大盛況であったことが伺えます。(私がお邪魔した日はプレスデーだった為、一般の方の試乗はありませんでした)
おまけに…!羽田イノベーションシティーには、面白いレストランがあります。
99%!?ロボットが配膳、調理するレストランの AI_SCAPE
ここでは川崎重工株式会社の作るロボットが活躍しています。
店内はもちろん撮影可能。調理する様子や料理を運ぶとき…一つ一つの動作が見ていて飽きません。
料理を机に置いてくれる時に
ロボットが独特のトーンで喋ってくれるのでこれまた可愛い。ぜひどんな音声かは現地で聞いてみて下さい。
メニューの注文やドリンクを選び・頼む時もなかなかハイテク。
またバイクに関係するグッズの販売もありましたよ^^もし機会があればこのレストランにも足を運んでみて下さい。
なおカトラリーセットを持参で行くことをお勧めします!
初めて電動に特化した乗り物の展示会に行きましたが、
どんどん世の中が電動化する中で、“さみしいな”という気持ちを以前にも書きましたが
今回の展示会を通して、電動化を望む人がいることや、乗り物が私たちの生活をより豊かにさせてくれる事を学びました。ガソリン・電気 それぞれに良さがある どちらかが無くなってしまうのではなく、共存してほしいと願っています。
引き続き、私自身バイクを通じて新車や開発中の車両の勉強が必要かつ情報のアップデートをし続けていくことが大切だなと思いました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
Sunday-E-Park | PROTOTYPE Inc. (proto-type.jp)
TRITOWN - Yamaha Motor Design | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.com)
岸田彩美
バイクの窓口編集部