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【今週のレア車】Vol.186 ホンダ・NX650ドミネーター(DOMINATOR)

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  • 2019.11.21

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今週のレア車は、海外ではメジャーだったデュアルパーパスバイク、「ホンダ・NX650ドミネーター」のご紹介です。

NX650ドミネーターは欧州向けの海外モデルで、XR系の空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載したデュアルパーパスモデルです。初期型RD02型は1988年~1994年、2代目RD08型は1995年から2000年まで発売されました。


日本ではなじみの薄い“NX”ですが、海外ではデュアルパーパスの人気シリーズだったようで、今回のNX650の他、NX125、NX150、NX200、NX250(国内ではAX-1)NX350、NX400、NX500に加え、NXR750(パリダカ優勝モデル)など、様々なモデルがありました。


ペットネームになっている「ドミネーター(DOMINATOR)」は“支配者”という意味ですが、デュアルパーパス(全ての道路)で支配する意味で命名されたのでしょう。国内の同じ時代ではトランザルプ400V/600Vの方がメジャーだったと記憶していますが、こちらはV型2気筒エンジンで、ややオンロード寄りのバイクでした。


外観で目を引くのは、単気筒エンジンにもかかわらず、左右のアップマフラーが印象的です。

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XR600のエンジンをベースにボアアップされ、なんとピストンの直径はぴったり10㎝。

ビックシングル、車重150㎏台の軽さも相まって、トルクフルな乗り味が楽しめそうですね。


個人的には国内で発売された、AX-1(NX250)が好きなバイクで、その兄貴分とも思える650ドミネーターがとても気になります。”レア車”度も高いので、ツーリング先ではさりげなく目立てるのではないかと思います。


さてさて、いったい幾らで取引されるのでしょうか。

制作・協力

バイクの窓口 編集部

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