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群馬県の新車・中古バイク事情

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.05.02

北関東にある群馬県。草津温泉やこんにゃく、うどん等が有名ですね。実は全国の中でも日照時間の長い県でもあります。そんな群馬県のバイク事情を詳しく解説していきます。

  • 新車バイクの流通事情

群馬県内の人口は約197万人。県南部に人口が集中しており、高崎市、前橋市、伊勢崎市、太田市、そして桐生市の5市の人口を合わせると約125万人。実に6割を超える人口が南部に集中していることになります。埼玉県に近いことや鉄道のターミナル駅が集中していることも要因として考えられます。

2017年の群馬県内における125cc以上の新車バイク販売台数は1,829台。同じ北関東に位置する栃木県とほぼ同じ規模の市場を誇ります。

もちろん、首都圏へのアクセスが良好であるということもバイク市場の活性化に大きく貢献している要因の一つですが、もう一つ大きなポイントがあります。それは冒頭に述べた日照時間の長さがあるのではないでしょうか。意外に感じる人も多いと思いますが、実は群馬県は全国的に見ても年間日照時間が長い地域なのです。夏の季節になるとニュースにもたびたび登場する館林市も群馬県の南部に位置するエリアです。日照時間が長いということはバイクを楽しむうえでは最適な環境であり、それも群馬県でのバイク市場を盛り上げる要因となっていると考えます。

  • 中古バイクの流通事情

中古バイクもまた、新車バイクと同様に群馬県内では大きな市場を誇ります。都市部の集中する県南部を除くと三方を山に囲まれた盆地であるため、ワインディングの大きい山道をスムーズに走ることのできるスポーツタイプ、林道や山道といった悪路も走破できるオフロードまで、実に幅広い車種が揃っています。

また、県内には国公立大学が5校、私立大学や短大、専門学校なども含めると数十以上の学校が存在し、学生の数が多いのも大きな特徴として挙げられます。そのため、排気量の小さい原付スクーターや250cc以下のバイクも根強い人気を誇ります。

  • 群馬県のツーリング事情

県内のツーリングスポットは志賀高原、嬬恋村、草津温泉など多数存在し、関東から少し足を伸ばせば気軽に出かけることができます。関越自動車道、上信越自動車道といった高速道路も発展しており、北陸地方へのアクセスも抜群。 冬の期間はスキー場に向かう車が多いですが、春以降になると多くのツーリング客で活気が出てきます。

まとめ

今回ご紹介してきたように、群馬県はツーリング用の中排気量以上のバイク、そして学生向けの小排気量のバイクまで幅広い人気を擁する市場であるということが分かります。関東からのアクセスも良好で日照時間の長い群馬県。これからも今以上に県内のバイク市場は盛り上がっていくことでしょう。


<参考>

http://toukei.pref.gunma.jp/kokusei/27sokuhou.html

http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tenk...

http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/2ken

制作・協力

バイクネットAJ事務局

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