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KYMCOの最新ATV【MXU 300】の試乗レポート

  • おすすめコラム
  • 2022.08.22

【あみ into MOTO】vol.29。今回亜美さんは、キムコのニューモデル 【MXU 300】 を試乗されました!アドベンチャー体験を楽しんだようです♪

台湾のブランド『キムコ(KYMCO)』は、利便性に富んだ親しみやすいオートバイを多く展開しています。私も最近、キムコから新しく登場したKRV180tcsを試乗し、その操作性の良さ、スポーティさ、そして乗る楽しさを存分に味わえるライディングフィールに驚いたばかり。

 

さらにキムコでは、四輪バギー(以下、ATV)のカテゴリーでもラインナップが多彩で、全国各地のバギー専用コースなどで私たちも気軽に乗って楽しむことができます。

 

(※ATV:全地形対応車、All Terrain Vehicle の略)

 

【目次】
1. マルチな乗り物ATV
2. 便利でカッコいいMXU 300
3. 非日常の楽しさを味わえる

 

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  • マルチな乗り物ATV

キムコのATVは全国の様々なレジャー施設やゲレンデほか、運搬業務や牽引作業、レースシーンに於いては救護やマーシャルカーを務めるなど、幅広い用途で活躍しています。

 

そして、私たちが気軽にATVを乗って体験できるのは、バギー場などの専用コース内になります。

 

今回は、埼玉県秩父郡小鹿野にある秩父ミューズパーク内、ソト遊びの森ATV専用コースをお借りして、キムコのニューモデル 【MXU 300】 を試乗します。

【MXU 300】

エンジン: 水冷4ストローク 単気筒

総排気量: 270cc

変速機形式: CVT

駆動形式: シャフト式/ 後輪駆動

乾燥重量: 240kg

全長×全幅×全高:1,890mm/ 1,070mm/ 1,180mm

燃料タンク容量:12リットル

 

  • 便利でカッコいいMXU 300

現在、キムコがラインナップするATVのなかでも、今回ご紹介するMXU 300はフロントデザインが特に迫力満点だと思います。カラーバンパーを採用しているのも、唯一MXU 300のみで、このマシンのトレードマークといえるでしょう。

 

パワフルな水冷4ストロークエンジンを搭載し、逞しい足回り&ブロックタイヤで、あらゆる環境下でも強い走破性を見せてくれる雰囲気を、見た目から既に感じられます。

 

前後のキャリアは利便性の良さだけではなく、車両全体のカッコ良さも演出しています。

 

私が特に好きなパーツは、ウインチ&ヒッチメンバー&ヒッチボールの部分(ちょっとマニアック?笑)

 

これが付いているだけで、さらに多機能で頼れるATVになりますね!

※牽引装置: 2inch角ヒッチメンバーレシーバー標準装備

※ウインチと、ヒッチメンバー&ヒッチボールはオプション装備(予定)

 

座った時のポジションは、めちゃくちゃ楽です。ハンドルも自然な位置で届くから無理がありません。肉厚のシートも座り心地がよく、シート面積も広いので乗車位置の調整も容易で快適です。

 

左右のブレーキレバーにプラスして、右足にもフットブレーキがあります。さらにアクセルセーブ機能も搭載しているのでスピードが出過ぎないようマシンを制御することができます。

 

使うシーンや乗り手に応じて任意でスピードをコントロールすることで、より幅広いニーズに対応できるマシンになります。

 

ギアは、ローレンジとハイレンジ、そしてリバースギアの切り替えを右手のシフトレバーで行います。フラットダートなどの通常走行はハイレンジ、より悪路での走行や牽引のときなどは、ローレンジを使うそうです。

 

では実際に、MXU 300を試乗してみましょう。

 

  • 非日常の楽しさを味わえる

今回走るのは、ちょっと難易度が高めのATV専用コース。全オフロードコースで、アップ&ダウンの激しい道や、木々が生い茂った狭い藪の間なども通ります。

 

MXU 300のスイッチをONにし、エンジンをかけます。

■液晶アナログメーターパネル(写真左)、右手の親指でアクセル開度を操作(写真右)
 

 

まず、スタート時の路面状況が多少のマディやデコボコでも、スロットルを開けると力強く地面を駆り前進します。そこからまたパワフルにぐんぐん加速、あらゆる悪路を難なく走破し、斜度のある登り坂だってスローダウンもせず駆け上がります。

 

「え、めちゃくちゃ面白いじゃん!」・・・と思ったのが 私のファーストインプレッション。

 

親指でするアクセル操作も難しいことはなく、低速域ではしっとり穏やかに徐行することも簡単でした。オートマチックなので、より走りに集中し、楽しむことができます。

 

ハンドル操作も軽快で驚きます。オフロードならではの道幅の狭さや、路面のコンディションなどに合わせて、右へ左へとハンドルを意のままに操れます。

 

オフロード走行時の路面から受ける衝撃は、分厚いシートのお陰でだいぶ軽減されているのが実感できるのと、制動力も申し分なく、左右のブレーキレバーとフットブレーキで安心して止まることができます。

 

四輪なので転倒のリスクが少なく、思う存分オフロード走行が楽しめます。

 

今回ご紹介したMXU 300ほか、キムコのATVは「公道走行不可」ですが、決められたエリア内、私有地などでレジャー用、そして業務用として大変便利で面白い乗り物です。

 

まるでジュラシックパークを探検しているようなアドベンチャー体験にご興味のある方は、全国のバギーパークへ足を運んでみてはいかがでしょうか!

 

(※MXU 300については、お近くのキムコATV正規販売店までお問合せください)

 

 

<関連リンク>

YouTubeチャンネル「あみTV」も併せてご覧ください!

■ KYMCO MXU 300 試乗インプレ/ 気軽にATVを楽しもう!【モトブログ】

 

 

【撮影協力】

秩父ミューズパーク内ソト遊びの森 バギートレックアドベンチャー

埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる広大な土地に、様々なイベントスペースやレジャー施設、テーマパークや公園などがある秩父ミューズパーク。その中のエリア、「ソト遊びの森」は、非日常を楽しむ多彩なアクティビティが体験できるアウトドアレジャー施設になります。(※こちらで体験できるATVはキムコ MXU 50Rです)

 

<関連リンク>

■KYMCO JAPAN

■全国のKYMCO正規販売店など

 

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制作・協力

<プロフィール>木村亜美

東京出身、タレント・ライター・YouTuber。

雑誌広告、映像など各種メディアで活動するかたわら、バイク・クルマ・カンナム・水上バイクなど公私ともに乗り物が大好き。

所有バイクはaprilia TUONO V4 1100 Factory、Harley-Davidson PAN AMERICA1250S、KTM150EXC TPI、HONDA CRF125F、YAMAHA WR250R、Can-Am Spyder F3 Limitedなど。

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