他カテゴリ記事を絞り込んで探す
【バイクカスタム】XSR700のカスタム始めました
- おすすめコラム
- 2019.11.20
KAZU中西の鋼騎馬ラプソディVol61。今回はバイクカスタムについて。XSR700をカズ兄こだわりのカスタム術で仕上げました!
-
突き出し12ミリ→21ミリへ
KAZU中西の鋼騎馬ラプソディVol58にて宣言した『小柄な人でも安心&日本の道路事情にマッチするXSR700を作ってみよう』大作戦。先ずはパーツを変更することなく可能な範囲でローダウンにチャレンジしました。結果、足つき性の良さと本来の操縦性を損なわない限界値は、フロントフォークの突き出し12mm、リアショックアブソーバーのスプリングプリロード全抜きとなりました。個人的にはこれでも十分にローダウンでしたが、操縦性は二の次にして(危険のない範囲で)、どこまでやれるのか?に再挑戦。YSP沼津の鈴木店長と相談しながら、12mm→21mmに設定しました。
ノーマルサイドスタンドの安定駐車の限度は21mm。これ以上突き出すことも可能ですが、車両が直立状態となってしまうため、ショートサイドスタンドに交換しなければなりません。逆に言えば、ノーマルでもここまで出来るのだと知り得て、よいデータが取れました。
ハイスピード走行での操縦性チェックはFSW=富士スピードウェイにて後々やるとして、ストリートで難なく走れるか?をチェックしてみます。幸いにして、自宅までのルートはワインディングロードしかない伊豆半島ですゆえ、単に走っているだけで操縦性のチェックもできます。難所は、ウチから2kmほど離れた場所にある斜度のきつい3連ヘアピン。ここで操縦性に難があれば、大回りになりオーバーランしてしまいます。しかし、鈴木店長のアドバイスが当たったようで、12mm当時とは同等といかないまでも、特に問題なくクリアできました。旋回性については、タイヤの使っている範囲をチェックするのが一般的なようですので、参考までにトレッド面の状態もお見せします。
関連リンク
YSP沼津
-
キャンプツーに出かけやすいカスタム
これ以上のローダウンは、カスタムパーツへの感想が必要だとわかりましたので、注文しているパーツが届くまで別のカスタムに着手しようと思います。XSR700のスタイリングについてはレトロ風で僕好みなのですが、何となく可愛くない(笑)ピョコっと跳ね上がったテールカウルのスタイリングを活かしたい!と考えました。そこで用意したのが、ハリケーンのフェンダーレスキット&サイドバッグサポート。積載性がアップしますから、キャンプツーリングにも出かけやすくなりますね。
先ずは拭き掃除から。どこにボルト類があるのか等、色々とチェックしながら泥汚れなどを落としていきます。
ハリケーン(大阪単車用品工業)のXSR700用フェンダーレスキット&サイドバッグサポートです。すぐさま装着作業に入りたいわけですが、先ずは取説の熟読から。これをやるか否かで、後々の作業に影響が出ます。
ノーマルのリアフェンダーをごっそり外します。シート下にあるカバー部品も外して、コネクター類を露出させます。次にフェンダーレスキットを仮組みします。この時点で本締めをしてしまうと、作業が進むうちにネジ穴のズレが生じて装着できなーい!となります。なので、あくまでも仮組みに留めておくのが、カスタムパーツ装着のお約束です。
仮組みしたフェンダーレスキットを車体に組付けていきます。ボルトやカラー類などは、やはり仮締めレベルに留めます。配線類はしっかり装着。テールランプやナンバー灯、ウインカーが正しく機能するかを確認。仮締めレベルにとどめたのは、この時点で問題があればすぐに手直しできるからです。
灯火類が正常に機能することを確認した上で、フェンダーレスキットの本締め作業に入ります。カラーやボルトの装着間違いがあれば、この時点で気づくはず。そうならないためにも、取説の熟読は大切なのです。
サイドバッグサポートの取り付け。タンデムステップのブラケットと共締めになります。本来は装着手順を細かくお見せしたいところですが、左側はヘルメットホルダーが関連し、防犯上の都合から作業を明かしたくないので割愛しました。取り付け作業自体は、いたって簡単です。
ハリケーンのフェンダーレスキット&サイドバッグサポートの取付完了!さすがボルトオンパーツといえる収まり感の良さです。装着してみて気づきましたが、サイドバッグサポートの後ろ側は若干広がっていて、何となくガンダムWっぽい?バッグを装着していない時のスタイリングにもこだわったのかな?と思える仕上がりに好印象です。
■ライター:KAZU中西
文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。
現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有
プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。
オートバイ以外の趣味はモーターボート。
バイクの窓口事務局