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バイク新車購入時に知っておきたい諸費用の実際
- バイクのメンテ記事
- 2017.12.12
バイクで公道を走るためには、車両本体以外にも様々な費用がかかります。 主なものは税金と自賠責保険料の2つで、前者は道路財源等の原資で、道路を利用するからには払うべきものです。また後者は交通事故の被害者救済のために必要不可欠で、社会的に必要なものです。 ここでは、新車バイク購入にかかる費用を解説します。注釈のない限り、年額を示します。
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■税金・自賠責保険料
■税金
税金は排気量によって違います。
(1)自動車重量税
125cc以下の原動機付自転車: 2,000円から2,400円(排気量による)
125cc超250cc未満の軽二輪自動車: 4,900円
250cc超の小型二輪自動車: 1,900円
(2)軽自動車税
250cc超の小型二輪自動車: 6,000円
■自賠責保険料
ほとんどの場合バイクの販売店は保険代理店も兼ねていますから、新車購入時に申し込みをすることができます。あるいは損害保険会社でもかまいません。
原動機付自転車や軽二輪車については、郵便局やインターネット、コンビニでも加入することができます。
原動機付自転車: 7,500円
軽二輪自動車: 8,650円
小型二輪自動車: 8,290円
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■登録手数料・納車点検費用
■登録手数料
これは主にナンバー取得等の費用で、50ccの原付からリッターバイクまで必要な手続きです。
ただし注意すべきは、役所への登録はあくまでも無料なのであって、見積書に「登録手数料○○円」とあれば、それは販売店が登録をするための人件費や手数料であるわけです。
個人売買なら自分で行うこともできますが、販売店で買う場合はマージンの一部となっていて外せない場合が多いです。
■納車点検費用
新車であっても、そのままでは乗れません。オイルや水冷エンジンの冷却液を入れないことには乗れません。その費用が発生します。
具体的には、エンジンオイル、冷却液、ブレーキオイル等の補充と点検、各部の増し締め、灯火やメーター類のチェック等、公道を走るために必要な安全点検がメインです。
安心して公道を走るために、これらは必須項目ですから、必ず実施してもらいましょう。実際、販売店でも必須項目としているところが多いです。
他には、自宅までバイクを運んでもらうための交通費、新車バイクに入れる少量のガソリン代もが含まれます。
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■任意保険料
車も同じですが、バイクを新しく買って自賠責保険だけ入るという方はいないでしょう。万が一のためにも、任意保険には必ず加入しておきたいものです。
テレビCMでも時折見かけますが、バイク用の自賠責保険もたくさんの保険会社から販売されています。なかでもお勧めなのはインターネット割引で、ネット経由の申し込みや証券省略等のサービスを選ぶと、最大で1万円程度の割り引きが適用されることもあります。
年齢やバイクの排気量を入力するだけで、複数の保険会社の見積もりが取得できるサイトもあります。
せっかく買った新車、安全かつ安心に走りたいものですね。バイクネットAJ事務局