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【今週のレア車】Vol.151 ヤマハ RD90

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  • 2019.02.14

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は、本当に見る機会のないバイク ヤマハRD90です。

ヤマハのRD(アールディー)シリーズはスズキのGT、RGシリーズやカワサキSS(マッハ)、KHシリーズの対抗車種として50ccクラスから400ccクラスまでの排気量別に生産された2ストロークエンジンを搭載するロードモデルです。1973年から始まった同シリーズの生産は1980年代後半まで続きました。


(*400ccのモデルは過去の記事「今週のレア車 Vol.132 ヤマハ・RD400」

https://www.moto-auc.com/report/else/vol132rd400

でも紹介されています。ご興味のある方はぜひご覧ください。)



そんなRDシリーズの中のひとつ、このRD90は1974年(昭和49年)に発売され、1977年(昭和52年)のエンジン、フレーム、外装などの大幅なマイナーチェンジを受けつつ1980年まで生産された原付二種原動機付自転車です。


前期、後期型(前期を464、後期を2A5と機種コード番号で呼ぶのが通っぽいです)で好みの分かれるところですが、どちらのモデルも、いわゆるオートバイらしい細みのシンプルなデザインで、ダブルクレードルのフレームには10.5馬力の元気のいいエンジンを搭載して気持ちの良い走りを実現していました。


しかし同じRDシリーズの中でも何故かこの90ccのモデルはマイナー路線で、今となっては目にする機会も、得られる情報も非常に少ない希少車となってしまいました。その反面、今でも(今だからこそ?)熱烈なファンがいるのも事実で、不思議な魅力を持ったバイクです。



今回の個体は、色替えでオリジナルの塗装でないのは残念ですが、エンジンは完動で走行距離も1万Kmを少し超えた程度、手を加えればまだまだパリッとしそうな1台です。ちなみにこのモデルは2A5型で、しかも1977年(昭和54年)のマイナーチェンジ後の最終モデルとなります。


古き良き時代の2ストローク原付ニ種、狙ってみてはいかがでしょうか!(^^)!

走行距離は1万Kmちょっと。実走です!

メッキ部の輝きも生きています!

制作・協力

バイクの窓口編集部

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