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ホンダ 新型 レブル 1100 撮影会! (技術解説付)

  • 最新ニュース
  • 2021.02.05

「Honda 2021 Newモデル 撮影会」のレポートです。今回は、大型クルーザーモデル Honda Rebel 1100 を紹介します!

栃木県の「ツインリンクもてぎ」で行われた 「Honda 2021 Newモデル 撮影会」に参加しました。

この日は、今年発売されるニューモデルを展示し、個別に撮影が出来ました。


今回は、2020年12月18日のニュースリリースで発表された 大型クルーザーモデル Honda Rebel 1100 を紹介します!


ニュースリリース

https://www.honda.co.jp/news/2020/2201218-rebel.ht...

  • Rebel 1100 Dual Clutch Transmission ガンメタルブラックメタリック

レブル1100の開発コンセプトは「Sit back & Enjoy the ride」。

車体をレブルシリーズ共通の特徴である「低いシート高と、ライダーの股下でフレームのくびれを持たせた形状のナロースタイル」とすることで、「低重心で安定感のある足つき性」を実現。


カラーリングは2色を設定。


Rebel 1100 Dual Clutch Transmission (以下、DCT)

2021年3月11日(木)発売。


・ガンメタルブラックメタリック

開発で、もっともこだわったのが「スタイリング」。

レブル シリーズのデザインコンセプトである「SIMPLE(シンプル)」、「RAW(ロウ)」、「CASUAL(カジュアル)」、に今回は「SERIOUS(シリアス)」を加え、シリーズのトップモデルとして「排気量アップとともに重厚感をまとい、人が乗った状態でのバランスの取れた人馬一体感のあるデザイン」としています。

デザインは、ホンダアメリカのデザインスタジオが担当。


フレームはレブル シリーズの「シンプル&スリークな骨格」による特徴的なスタイリングを継承。

ヘッドパイプから後輪までを一本の強い線で結んで、重厚感を表現しました。


エンジンは、アフリカツインで定評のある1,082cc・水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒を搭載。

270度位相クランクによる不等間隔爆発が生み出す力強いトラクション性能とパルス感が、心地よくリズム感のあるフィーリングを提供。

さらに高回転域までスムーズに吹け上がる特性がスロットルを開ける楽しみを表現し、新たな価値観を提言しています。

キーシリンダーを車体左側に配置してレブル シリーズの特徴を継承。


電子式6段変速トランスミッション。

クラッチレバーとチェンジペダルにおける一連の動作を自動化した「DCT」により、ライダーは他の操作に集中することで、安心感を向上。


すっきりしたハンドルまわり。直径120mmの丸型反転液晶メーター。


「ライディングモード」は、「STANDARD」、「SPORT」、「RAIN」の3つのモードと、好みの設定が出来る「USER」により、幅広いシチュエーションに対応。


スロットル操作に対する出力特性を3段階から任意に選択出来る「パワーセレクター」。

「Honda セレクタブル トルク コントロール」は、ONの状態で3段階にレベル切り替えが可能。前輪の浮き上がりを緩和する「ウイリーコントロール」も装備。


ヘッドライトは厚肉インナーレンズ直射式LEDを4個配置。

ヘッドライト両側にある半円状のLED導光部が、存在感のある個性的なデザインを実現。


ナロースタイルを表現したシングルサドルタイプのシート。

1,100ccの加速力を受け止める「ホールド形状」のフロントシートと、厚みのあるパッセンジャーシートの組み合わせ。


モノブロック ラジアルマウントキャリパーのフロントブレーキと大径フローティングディスクの組み合わせ。ABSを標準装備。


リアまわりは、クリアレンズで統一したLED式の灯火器類によるスポーティーなデザイン。

マフラーは排気音を重低音にチューニング。


フロントフォークは、ダークネイビーカラーの酸化チタンコートを施したインナーパイプが目を引きます。

フューエルタンクは、フランジレス製法により、スッキリとしたイメージ。


スイングアームは、極太の丸パイプを採用し力強さを表現。

  • Rebel 1100 ボルドーレッドメタリック

Rebel 1100

2021年5月13日(木)発売。


・ボルドーレッドメタリック

ブラック、レッドのいずれも、フューエルタンクはローコントラストのツートーンカラーによる、さりげない演出を施しています。


車両重量 223kg (DCT車 233kg)。

外観は、高品位な質感を感じる表面処理。各部のブラックアウトを徹底。

撮影では太陽の向きを考慮して、押し歩きで車両を移動しましたが、低重心のバランスによる、取り回しのよさが光りました!


「セレクタブルエンジンブレーキ」は、スロットル全閉で減速の際のエンジンブレーキの強さを選択可能。


6段リターン式マニュアルトランスミッション。


ハンドル幅とステップのポジションを最適化し、乗車時の心地よさを追求。

クラッチレバー装備。


グリップヒーター標準装備。


スロットル操作をせずに車速を一定に保つことを可能にする、クルーズコントロールを採用。


フロントウインカーは、丸型の導光リングがポジションランプの役割を果たし被視認性が向上。


シート下に容量3Lの収納スペースと、USB Type-C ソケットを装備。


リアクッションは新構造で、リアプリロードアジャスターにより19段階の調整が可能の分離加圧式ビギーバックタイプ。

厚さ1mmの鋼板を絞って成型したフェンダー(前後とも)。

シート高は700mm。

撮影後に跨ってみましたが、このクラスとしては異例の足つきで、安心感が非常に高かったです!


Honda レブル1100

https://www.honda.co.jp/Rebel1100/


次回は、レブルシリーズを比較します!

(取材協力)

本田技研工業株式会社

株式会社ホンダモーターサイクルジャパン


(写真・文)森井智之

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