【2018年トライアル世界選手権】第2戦ストライダー日本グランプリ壮行会レポート！

イベントにはゲストとして、トライアル世界選手権に出場するホンダとヤマハのライダーが集まりました。実力者ぞろいのメンバーですので、デモンストレーション走行はもちろん、トライアルの魅力を語るトークショーも期待が高まりました。

左より、

Repsol Honda Team #3 藤波貴久選手（世界選手権参戦23年目）

HRC クラブMITANI #1 小川友幸選手（全日本選手権5年連続チャンピオン。全日本選手権 第2戦 優勝）

YAMAHA FACTORY RACING TEAM #2黒山健一選手（全日本選手権 第1戦 優勝）

YSP京葉×KEN OKUYAMA RACING #3野崎史高選手（全日本選手権 第3戦 優勝）

上記４名が出場する「トライアル世界選手権 第2戦 ストライダー日本グランプリ」は、6月2日、3日に「ツインリンクもてぎ」で行われ、今年で19回目の開催になります。

トライアルとは、スピードレースとは違いマシンを手足のようにコントロールし「マシンを操るテクニックを競う」競技です。岩や崖などが設置された「採点区間（セクション）」を、走破出来るかで争い、足が着いたり、マシンが止まる、後退する等が減点対象になります。

コースには通常10~15ヶ所のセクションが設置され、そこを順番に2ラップもしくは3ラップします。ゴールした時に、一番減点が少ないライダーが勝者になります。尚、世界選手権ではセクション内で止まると減点になる「ノンストップルール」を採用しているのが、全日本選手権との違いになります。

トライアル観戦は、基本的に数々のセクションを移動しますが、ひとつのセクションに固定して観たり、お気に入りのライダーを追いかけながら観戦したりと、それぞれの楽しみ方で自由に出来るのが楽しみのひとつになります。

トークショー後は、屋外の特設コースでトライアルデモンストレーション走行を行いました。この日は天気も良く、４人で行うデモンストレーション走行のテクニックに観客は大盛り上がりでした。

その後に館内に戻ってサイン会＆フォトセッションがあり、走行後で汗だくになりながらも、各ライダーがファンの要望に笑顔で答えているのが印象的でした。イベントは終始大変な賑わいで、来場者はトライアルの魅力を存分に味わえたと思います。