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2020 全日本ロードレース選手権 第4戦 スーパーバイクレース in もてぎ Part2!

  • 最新ニュース
  • 2020.11.07

2020年10月17日(土)、18日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで開催された「2020 MFJ 全日本ロードレース選手権 第4戦 スーパーバイクレース in もてぎ」のレポートPart2です!

2020年10月17日(土)、18日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで開催された「2020 MFJ 全日本ロードレース選手権 第4戦 スーパーバイクレース in もてぎ」。


コロナ禍の中、1月の東京オートサロン以来の大きなイベントの取材です。

「ウィズコロナ」におけるレース観戦の実際を交えてレポートします。


Part1は、こちらから!

https://www.moto-auc.com/report/ajnews/2020-4-part...

  • ST1000クラスの決勝レース

午後1時55分、ST1000クラスの決勝レースがスタート(14Laps)。


今年新設されたこのクラスは、トップカテゴリーのJSB1000と同じく市販車をベースとしながらも、改造範囲を限定し、タイヤをワンメイクにするなどしてエントリーを容易にしています。


ピットロードを出る高橋裕紀選手(#23 日本郵便 Honda Dream TP)。


高橋選手はポールポジションを獲得。マシンはホンダ CBR1000RR-R。


予選2番手に名越哲平選手(#634 ホンダ CBR1000RR-R MuSASHi RT HARC-PRO)。


決勝レース前のグリッド上で、前年との大きな変化と言えるのが観戦券「グリッドパス」の販売が行われなかったこと(「パドックパス」も同様)。


昨年のもてぎでのレースを取材して、レース前の緊張した空間を間近に味わえる素晴らしいチケットだと感じていましたが、現在の状況を考えれば仕方のないところ。これは将来、新型コロナウイルス感染状況が落ち着いたら、ぜひ復活してもらいたいと思います。


ここまで開幕2連勝中の高橋選手(第2戦は中止)。今回も優勝が期待されていましたが・・。


レースは上位2者のデッドヒートの末、高橋選手を抑えた名越選手がST1000クラス初優勝!

(11月1日の鈴鹿での最終戦で、高橋選手のチャンピオンが決定しました!)


3位に作本輝介選手(ホンダ CBR1000RR-R Keihin Honda Dream SI Racing)

  • JSB1000 レース2の決勝レース

午後3時5分、JSB1000 レース2の決勝レースがスタート(21Laps)。

決勝レース前、ヤマハファクトリーレーシングチームのピット前。唯一のワークス体制での参戦ですので、存在感はピカイチです。


ヤマハ YZF-R1 #3は公式予選トップの野佐根航汰選手のマシン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。

トップの写真は、スタート前で集中した様子の野佐根選手。前日、雨中のレース1で優勝!


ホンダ CBR1000RR-R #634は水野涼選手(MuSASHi RT HARC-PRO)のマシン。

カウル左右にある、市販車同様の巨大なウイングレットが目を引きます。


予選2番手は、清成龍一選手(ホンダ CBR1000RR-R Keihin Honda Dream SI Racing)。


ホンダ CBR1000RR-Rは今シーズンがレースのデビューイヤーになりますので、注目が集まります。


予選4番手の加賀山就臣選手(#71 スズキ GSX-R1000 Team KAGAYAMA)は、レース1は3位で久しぶりの表彰台を獲得!


前年チャンピオンの中須賀克行選手(#1 ヤマハ YZF-R1 YAMAHA FACTORY RACING TEAM)は予選3番手。レース1は、2位表彰台を獲得。


スタート後、1コーナーのホールショットは、ポールポジションからスタートした野佐根選手!


中須賀選手、清成選手、加賀山選手がその後を追う展開に。


清成選手とのバトルを制して、中須賀選手が2位獲得!


安定した走りで前日に続いて、野佐根選手が連勝!

撮影したエリアは、ストレートエンドからのブレーキングに続いて、1コーナーと2コーナーが続くところのインサイドから。

ここは、深いバンク角で旋回する難しいコーナーの連続ですが、この日の野佐根選手は他を圧倒するライディングで圧巻の走りを披露!

トップライダーのハイレベルのテクニックは異次元の光景でした!


優勝した野佐根選手は、10月31日の鈴鹿でのレース1で2位に入り、年間チャンピオンが決定!

さらに来季からは、スーパーバイク世界選手権に参戦が発表されています!

表彰台に立った3位の清成選手ですが、レース後に車両規定違反が発覚して失格に。


そのため、水野選手が3位に繰り上がりました。


この日、取材をして改めて感じたのはモータースポーツはやっぱり「お祭り」だな、ということ。

非日常の空間に身を置いて、レース観戦を中心にサーキット内の様々なエリアを見て回ると、楽しくて時間が経つのがあっという間。ぜひ、足を運んで体感していただきたいと思います!


ツインリンクもてぎ

https://www.twinring.jp/


2020 MFJ全日本ロードレース選手権 第4戦 スーパーバイクレース in もてぎ

http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2020...



以下は、モータースポーツイベントのお知らせです。

2020年11月28日(土)に、バイクトライアルの大会「City Trial Japan 2020 in OSAKA」が大阪府の万博記念公園 お祭り広場 特設ステージで開催されます!

(主催 City Trial Japan実行委員会。)


観戦無料(オリジナル限定タオル付の有料チケットあり)

*観戦には万博記念公園への入場料(大人 : 250円 / 小中学生 : 70円)が必要。)


イベントの詳細は、下記のページで!

https://www.city-trial-japan.com/


主催者で出演ライダーの藤原慎也選手を含む、国際A級ライダー12名が参加予定。

バイクの窓口が応援する小川友幸選手も出場しますので、応援に行きましょう!

(取材協力)

株式会社モビリティランド


(写真・文)

森井智之

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