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ホンダ 新型 GB350 試乗会! (Part3 GB350S 写真集編)
- 最新ニュース
- 2021.04.25
「Honda GB350 報道試乗会」今回はPart3として、GB350Sの詳細をレポートします!
千葉県館山市で行われた 「Honda GB350 報道試乗会」に参加しました。
この日は車両撮影、試乗、開発者インタビューが行われました。
Part3は、GB350Sの詳細をレポートします!
GB350 技術解説編
https://www.moto-auc.com/report/news/gb350
Part1 GB350 試乗インプレッション編
https://www.moto-auc.com/report/news/gb350-part1
Part2 開発者インタビュー編
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「軽快、ワイルドでスポーティーな外観」に
2021年7月15日(木)に発売の新型ロードスポーツモデル ホンダ GB350S(右)と、GB350(発売中)
GB350 キャンディークロモスフィアレッド。
GB350は「日常から遠出まで~ THE Honda Basic Roadster」をコンセプトに、日常的な扱いやすさとツーリングでの感動まで、豊かな「体験」の提供を目指し、車体、パワーユニットを新設計したモデル。
カラーリングは「それぞれのキャラクターを強調した、異なるカラースキーム」を施しています。
GB350のカラーバリエーションは他にマットジーンズブルーメタリック、ガンメタルブラックメタリックの計3色を設定。
GB350Sのカラーバリエーションは計2色を設定。 パールディープマッドグレー。
GB350Sは、GB350をベースに「より積極的な走りをイメージさせるスポーティーなスタイル」としています。
GB350S ガンメタルブラックメタリック。
GB350Sは、エンジン、フレームやフューエルタンクなどをGB350と共通としながらも、「より現代的なイメージ」のパーツを各所に採用し「軽快、ワイルドでスポーティーな外観」に。
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より積極的な走りをイメージさせるスポーティーなスタイル
ライディングポジションは「よりコーナーリングを楽しみたくなる」ように変更。
ハンドルはグリップを「より低く、より遠く」してライダーの前傾を深め、さらに絞り角を浅く設定。
ステップホルダーは両車で大きく異なります。
GB350Sのメインステップは専用ステップホルダー採用で「より後方に、より上部に」配置し、GB350より深いバンク角を確保。
GB350は、メインステップの位置を最適化するために「別体メインステップブラケット」として、ビリオンステップブラケットと別体にしています。さらに右側は締結位置をフレームアンダーパイプ内側に設定(特許出願中)してバンク角を確保。
ライダースペースをより長くとった「ワディングシート」。
タンデムシート部の両脇にコンパクトな「アルミダイキャスト製リアグリップ」を装備。
GB350Sのリアホイールは「17インチ化」して「よりワイドなリアタイヤ」を装着。
リアタイヤは、150/70-17。(GB350のリアタイヤは、130/70-18)
タイヤのブランドもそれぞれで異なります。
GB350 : ダンロップ
GB350S : メッツラー
リアクッションのスプリングは、ブラック仕上げ。
ブラックのヘッドライトケースに、加飾を追加。
シャープなイメージの軽量、コンパクトなウインカー採用。
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注目すべきは、バンク角をより深める形状のマフラー
樹脂製ショートフェンダーにより軽量化を図り、マス集中化に寄与。
専用形状の樹脂製リアフェンダー。
コンパクトなテールランプとウインカー。
バンク角を増したマットブラックのマフラー。
GB350、GB350Sともに、マフラーのエキゾーストパイプを「二重管構造」として熱による変色を抑えています。
キャタライザーをフレームのアンダーパイプに沿わせて、バンク角を確保しながらスッキリとした外観としています。
シャープな面構成とした「サイドカバー」。
GB350Sは、フロントフォークブーツ標準装備。(GB350は純正アクセサリーで用意)
GB350は、クローム仕上げのパーツとスチール製の前後フェンダー、サイドカバー採用。
「深く絞られた温かみのある形状」の「高品位な造り」により「信頼感や落ち着きと抑揚のきいた外観」で、GB350Sと差別化を図っています。
次回は、純正アクセサリー装着車をレポートします!
ホンダ GB350
(取材協力)
本田技研工業株式会社
株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
(写真・文)
森井智之